薄毛

2015/03/16

壮年性脱毛症ってどんな症状?

壮年性脱毛症ってどんな症状?

身内に薄毛の家族がいると人一倍薄毛が気になってしまうものですが、薄毛にもさまざまなタイプがあります。「壮年性脱毛症」とはどのような脱毛症で、どうすれば改善できるのでしょう。

40代男性からの相談:「壮年性脱毛症とは何か」

30代後半から抜け毛が増えてきて、最近では全体的に薄くなってきました。父も髪が薄いので、自分もそうなるだろうと覚悟していましたが、まだ40代なのに早い気がします。薬局で壮年性脱毛症ではないかといわれましたが、これはいったいどのような脱毛症なのでしょうか。

壮年性脱毛症の特徴

脱毛症の1つ、壮年性脱毛症。壮年性脱毛症には、以下のような特徴があるとされています。まずは、ご自身の症状と照らし合わせてみましょう。

壮年性脱毛症とは、通常、遺伝性の抜け毛や薄毛のことを指します。思春期以降に症状が現れ始め、頭頂部や額の生え際の髪の毛が薄くなって進行していきます。毛髪の成長期が短くなるためしっかりと育ちきらない産毛のような髪の毛が増えて、頭皮がだんだん透けてくるのが特徴です。(看護師)
壮年性脱毛症とは、男性型脱毛症(AGA)とも呼ばれています。遺伝的な要因としては父方ではなく母方によるもので、母方に薄毛の男性がいる場合は薄毛が発生しやすいといわれています。ただし、100%遺伝するものではありません。(看護師)
男性型脱毛症は、男性ホルモンであるテストステロンが酵素によってジヒドロテストステロンに変換され、これが髪の成長サイクルを乱してしまうために起こります。ジヒドロテストステロンの受容体が前頭部や頭頂部に多いことから、これらの部分に薄毛が起こりやすいです。(看護師)

改善のために、自分でできること

市販の薄毛対策製品を使用したり専門機関で治療を受ける方法もありますが、日々の生活の中のちょっとした注意が薄毛改善の鍵となっていることも。

男性型脱毛症の治療は外用薬と内服薬を同時に使用するのが一般的ですが、生活習慣を改善することでも薄毛を改善し、進行を阻止することが可能です。野菜や果物など植物繊維を豊富に含む、バランスの取れた食事を心がけましょう。育毛に必須とされる栄養素は、たんぱく質、亜鉛、ビタミン類です。(看護師)
シャンプーは1日1回。それ以上の洗髪は頭皮や髪の負担になります。シャンプーを手で泡立ててから後頭部につけ、頭全体を覆うようにします。頭皮の皮脂をしっかり落とすように、指の腹でしっかりとマッサージしながら洗います。シャンプーが残ると頭皮トラブルの原因となるので、十分にすすぎましょう。コンディショナーも同様に、使用したらしっかりと流してください。(看護師)
定期的な運動を習慣にしましょう。運動すると全身の血流が改善され、頭皮や毛母細胞への血行も良くなるため、毛根に栄養が届きやすくなります。(看護師)
規則的な生活を心がけ、しっかり睡眠、休息をとること。髪の成長に必要な成長ホルモンは夜寝ている間に分泌され、分泌が不足すると髪の成長にも影響が出ます。23時頃が最も分泌の多い時間ですので、この時間には就寝しましょう。(看護師)
ストレスが溜まると交感神経の作用で血管が収縮し、頭皮や毛母細胞への栄養が届きにくくなります。スポーツや趣味でストレスを解消しましょう。(看護師)

薄毛改善には、規則的でバランスのよい食生活、生活習慣を心がけることが大切。可能なことから、さっそく取り入れてみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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