口臭

2015/03/17

口臭はフリスクで防げるのか?

口臭はフリスクで防げるのか?

口内を瞬時にリフレッシュしてくれるガムやタブレット。気軽に素早く消臭できるので常備している方も多いでしょうが、こういった製品には実際に口臭を防ぐ効果があるのでしょうか。

50代男性からの相談:「フリスクは本当に口臭を防いでくれるのですか?」

口臭が気になって、フリスクやそれに似たものをいつも食べています。口臭は歯や舌、胃などいろいろな原因で発生することもあると思いますが、フリスクのようなものは本当に効果があるのですか?

口臭対策製品の効果

口に入れるとすぐに口臭を気にならなくしてくれるガムやタブレットなどのエチケット製品は、種類がたくさんあります。こういった製品には、本当に口臭予防の効果があるのでしょうか。

タブレットや飴、ガムなどにも消臭効果はありますが一時的なもので、時間がたつとまた口臭は発生します。口臭を消すためには、やはり食生活や日常生活を改善しないと難しいです。(看護師)

歯科や耳鼻科の疾患からくる口臭

ガムやタブレットの効果は、どうやらごく一時的なもののよう。歯科や耳鼻科の疾患が原因の口臭の場合、各医療機関で治療を受ければ改善することもあるといいますが、どんな疾患が口臭の原因になるのでしょうか。

口臭の原因には歯槽膿漏、虫歯、歯垢、歯石、歯周炎、舌苔など、さまざまなものがあります。舌苔は舌についた白い苔のようなもののことで、舌ブラシでブラッシングして落とすことができます。その他の歯の疾患は、歯科で治療しましょう。(看護師)
耳鼻科で鼻が悪い人は、鼻が良い人に比べて口臭がきつい人も多いといわれています。耳が悪いと口呼吸が多くなり唾液が減少することが原因で口臭がきつくなることがあるようです。口や舌の運動と耳鼻科の疾患を治療するだけで、口臭が改善することもあります。(看護師)

やはり、生活習慣の改善も必要

歯科や耳鼻科で治療を行ったとしても、日頃の生活習慣や食生活が原因の場合は口臭は改善されません。日常的には、どのような点に注意して生活すれば良いのでしょうか。

食生活では甘い物や、夜遅い時間の食事は避けるようにしてください。臭いの強いものや、脂肪を含む食品や動物性脂肪は消化が悪く、翌日まで臭いが残ったり、胃がもたれたりしますから、夜は控えます。(看護師)
大豆製品、海藻類、キノコ類、野菜や果物などバランスよく摂るようにしてください。リンゴやナシ、パイナップルにも口臭予防効果がありますし、レモンは唾液を分泌させ、口の中をさわやかにします。(看護師)
唾液の分泌低下は口臭の原因になります。唾液腺(耳の下からあごにかけて)をマッサージしたり、食べる時はよく噛む、こまめに水分をとるなどして、口内が乾燥しないよう注意しましょう。(看護師)
ストレスや疲れは口臭の原因になります。規則正しい生活を心がけ、運動や趣味でストレスをためないようにしてください。喫煙、飲酒も控えましょう。また、便秘しないよう乳製品を食べ、腸内環境を整えることも必要です。(看護師)

口臭の原因は生活習慣、身体的なもの、精神的なものなどさまざま。ガムやタブレットはあくまでも補助的な口臭対策ととらえ、生活習慣や食生活を根本的に継続的に改善していく姿勢が大切なようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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