体臭

2015/03/15

足のニオイは病気のサイン?

足のニオイは病気のサイン?

帰宅した時に気になる靴や足のニオイ。内科的な疾患でも臭うことがあるそうですが、ニオイが隠れた病気のサインだとしたら、どのような病気の可能性があるのでしょうか。

40代男性からの相談:「足が臭いのは病気ですか?」

足が臭いです。ワキも多少においますが、ワキガというほどではありません。足が臭いのは病気かもしれないと知人にいわれましたが、足が臭くなる病気などあるのでしょうか?

足のニオイの原因はなに?

ニオイの悩みを解消するには、まず原因を知ること。そもそも、多くの人が悩む足のニオイの原因はいったい何なのでしょうか。

足の裏は1日にコップ1杯、約200ccの汗をかくといわれています。皮膚に常在する細菌が汗と一緒に流れ落ちた古い角質などの成分を分解し、それがニオイの原因となります。(看護師)
足の裏はワキの下と同じように汗腺が集中しており、蒸れたり汗をかきやすい傾向にあります。(看護師)

一般的な足のニオイ対策

足は非常に汗をかきやすく、ニオイを発生させる細菌が繁殖しやすい環境にあるわけです。なるべく細菌を繁殖させないようにする対策を見てみましょう。

足が蒸れないよう通気性のよい靴や、指のついた靴下を履くようにしましょう。できれば靴下は数回、履き替えるようにしてください。素足で靴を履くと、汗が蒸発されずに蒸れてニオイがきつくなるので、靴を履く時は必ず靴下を。(看護師)
靴を脱いだ後は消臭、殺菌スプレーをして、乾燥剤を入れましょう。1日履いたら2日間干すのが理想的。靴を3足以上準備してローテーションさせると良いですね。(看護師)
かかとの角質や爪の間の汚れは、雑菌を繁殖させやすくニオイのもとになります。爪は短くきって、かかとの角質のお手入れも行ってください。 (看護師)
足は殺菌効果のある固形石鹸などを使い、指の間、かかと、くるぶしなどもしっかり洗いましょう。特にくるぶしの下あたりは垢が溜まりやすいので、しっかりと垢を落とすように洗いましょう。また、手で軽くマッサージするように擦ると足の古い角質を落とすことができます。足全体の古い角質を減らすことで、足の臭いを抑えることができます。(看護師)

病気の時に足が臭うこともある?

足元を清潔で乾燥した状態に保つことで雑菌の繁殖が抑えられ、ある程度は足のニオイを防ぐことができるようですが、ニオイは以下のような疾患の隠れたサインであることも。

足のニオイで考えられる病気は水虫、多汗症、内科的疾患や糖尿病など。水虫の原因となる白癬菌と足の臭いの原因となる菌はどちらも高温、多湿を好みます。足のニオイがある時は水虫も発生していることが多いです。また、交感神経の失調やストレスなどで起こる多汗症の場合も、足元が常在菌の好む環境になるためニオイを引き起こします。次に、内科的疾患や糖尿病は身体の免疫力を低下させ、菌を繁殖しやすくします。これらの疾患の場合は、足だけでなく口臭や体臭も同時に発生することが特徴です。(看護師)
肝臓や胃腸が弱っている時は、汗がアンモニア臭を放つことがあります。バランスのとれた食事を心がけ、脂肪分を多く含む食品は控えましょう。暴飲暴食、アルコールや喫煙も体臭を強くしますから、規則正しい生活を心がけ、睡眠をしっかりとるようにしてください。(看護師)

実は病気だった、という可能性もある足のニオイ。生活習慣の乱れや疲れで、身体が悲鳴を上げているのかもしれません。思い当たることがあるなら、早めに医療機関を受診してみるのが良いようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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