口臭

2015/03/12

気になるこの口臭は、蓄膿症が原因?

気になるこの口臭は、蓄膿症が原因?

口臭の原因はさまざまですが、鼻の疾患である蓄膿(ちくのう)症が原因の場合もあるようです。蓄膿症が原因の場合、どう対処すれば良いのでしょう。また、蓄膿症以外が原因の場合の対策についてもみてみましょう。

40代男性からの相談:「蓄膿症と口臭は関係があるのか」

最近、家族や友人から口臭を指摘されました。歯磨きやうがいなどいろいろ対策を講じているのですが十分でないようです。インターネットで調べてみると蓄膿症と口臭は関係があるようですが本当でしょうか。また口臭をおさえる方法はあるでしょうか。

蓄膿症と口臭は関係ある?

鼻の疾患である蓄膿症と口臭とはどのような関係があるのでしょうか。また、蓄膿症が原因の場合の口臭は、どのように対処すれば良いのでしょうか。

鼻の周りには「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる顔の骨が空洞になっている部分があり、普段は空っぽになっているのですが、ウイルスや細菌によって副鼻腔の粘膜が炎症を起こし、それが長引くと化膿して膿(うみ)が溜まります。これが慢性化すると蓄膿症になります。(看護師)
蓄膿症が口臭に影響するのは、副鼻腔に溜まった膿に強い臭いがあるからです。鼻と口はつながっているので、その臭いが口から吐く息にも混ざってしまうといわれています。(看護師)
口臭の原因にはさまざまなものがありますが、蓄膿症も原因のひとつです。蓄膿症は細菌によって、鼻の中に膿がたまる疾患ですが、たまった膿の臭いが口臭の原因になります。繰り返すことが多く、完治するまで時間がかかることがあります。蓄膿症が口臭の原因でしたら、まずは耳鼻科で治療してください。(看護師)

蓄膿症以外が原因の口臭

口臭の原因が蓄膿症の場合は、耳鼻科に通って根気よく治療していく必要があるようです。では、蓄膿症ではない場合、口臭を解消するにはどんなことを心がければ良いのでしょうか。

虫歯、歯垢、歯石、歯周炎、舌苔(ぜったい)、唾液の分泌の低下など口の中の問題があります。舌苔とは舌についた白い苔のようなもので、舌ブラシでブラッシングして落とすことができます。(看護師)
口臭の予防としては、ガムで唾液を出す、マウスウォッシュを使用する、舌も忘れずに掃除する、デンタルフロスや歯間ブラシなどを用いて歯の間を掃除するなどの方法があります。(看護師)
体調不良、ストレス、疲れ、喫煙、飲酒も口臭の原因。規則正しい生活を心がけ、気分転換や運動、趣味でストレスをためないようにしましょう。また、口の中が乾燥しないよう、飴やガムをかんだり、こまめに水分をとるようにしてください。(看護師)
夜遅い時間の食事は避けること。特に臭いの強いものや動物性脂肪は消化が悪く、翌日まで臭いが残ったり胃がもたれたりするため、夕食時の摂取は控えましょう。繊維質を含む海藻類やキノコ類、生野菜の摂取を心がけ、肉より魚、和食を摂るようにしましょう。(看護師)
リンゴやナシ、パイナップルには口臭予防効果があります。レモンは唾液を分泌させ、口の中をさわやかにします。また、便秘しないよう、乳製品をとって腸内環境を整えることも必要です。(看護師)

蓄膿症の疑いがあるならまずは耳鼻科を受診すること。日常的な食生活や生活習慣、口腔内のお手入れに原因がありそうなら、ひとつひとつ、正していくのが良さそうです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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