体臭

2015/03/11

靴の臭いの対策として、やっておきたいことは?

靴の臭いの対策として、やっておきたいことは?

人前で靴を脱ぐのがためらわれる足の臭い。足や靴の臭い防止策には、一体どのようなものがあるのでしょう。また、実際にその効果は期待できるのでしょうか。

40代男性からの相談:「靴の臭い対策は」

昔から足の臭いに悩んでいます。食事の席が座敷だととても憂うつです。できるだけ通気性の良い靴を買うようにしていますが、履き慣れてくる頃にはかなり臭くなってしまいます。靴の臭いをなくすためにはどのような対策が効果的でしょうか。

気になる臭いの原因は?

足元は身体の他の部分よりも臭いが気になりやすい部位。身体の他の部分に比べて足元が悪臭を発しやすいのは、なぜなのでしょうか。

人間の皮膚には常に多くの細菌が生息しています。もちろん、細菌は足にもたくさん生息していて、これは老若男女共通です。通常と比べて温度が高く、湿度が多い状態、いわゆる蒸れている状態が続くと古い皮膚などが汗とともに自然と剥がれ落ちます。その古い皮膚をエサとして、臭いを発生させる雑菌が繁殖しやすくなります。これが臭いの原因というわけです。(看護師)
足の臭いの主な原因は、足に繁殖した雑菌です。汗をかくことによって靴や靴下の中が蒸れます。この時に汗や皮膚の垢が放置されると雑菌が増えて、それが嫌な臭いを発生させるというわけです。(看護師)

足の臭いを防ぐ方法

足は一日中靴下や靴に覆われていて蒸れやすく、臭いを発生させる雑菌が繁殖するには絶好の環境。少しでも雑菌の繁殖しにくい環境を整えるには、どのような対策が考えられるのでしょうか。

雑菌の繁殖を防ぐという意味で、通気性のよい靴を選ばれているのは有効な方法です。しかし、同じ靴を毎日履き続けてしまうと、どんなに通気性のよい靴でも靴の内部に湿気が残ってしまい、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。臭いを軽減するためには、靴は最低でも2足以上用意して交互に履きましょう。(看護師)
複数の靴を毎日ローテーションさせ、当日履かない靴は屋外の風通しが良い場所で陰干しして乾燥させ、次に履く時に備えておきましょう。(看護師)
汗を吸収してくれるので、靴に中敷きを入れるのも効果的といわれています。また、市販の脱臭剤を靴の中に入れて保管するのも良い方法です。(看護師)
足の臭い対策としては、蒸れにくい綿とシルクやウールなど、天然素材の繊維との混紡になった靴下がよいといわれています。綿100%の靴下は吸収性には優れていますが、汗の発散性が低く蒸れやすいのです。(看護師)
通常以上に汗の量が多い多汗症、菌が繁殖しやすい状態となる水虫(白癬)という病気もあります。この場合は皮膚科で受診し、治療することで改善が期待できます。自分でできる対策をしても効果が見られない場合は、皮膚科に相談してみてもよろしいかと思います。(看護師)

足を清潔にしておくことはもちろん、雑菌を繁殖させない環境づくりで足や靴の臭いは軽減できるもののようです。まずは現在の生活習慣を振り返り、思い当たる点を改善していくよう心がけてみましょう


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加