体臭

2015/03/10

口が臭い原因にはいくつか種類がある?

口が臭い原因にはいくつか種類がある?

周囲の人を不快にするのではないかと、自分にも大きな精神的負担がかかってくる口臭。口臭の原因にはどういったことが考えられ、口臭を防ぐにはどのようなことに注意して生活すれば良いのでしょうか。

40代男性からの相談:「口臭の原因は何か」

自分の口が臭いような気がして、いつも気になっています。人と話をする機会が多い仕事なので、口臭対策には万全を期したいと考えています。そもそも口臭にはどのような原因が考えられるのでしょうか。また、日常生活の中でどのようなことに気を配るべきでしょうか。

口臭の定義と分類

口臭を気にする人は決して少なくなく、ドラッグストアの店頭などでは多くの口臭予防製品が市販されています。そもそも、口臭とはどういったことを指しているのでしょうか。

口臭は「生理的口臭」「外因的口臭」「病的な口臭」「心因的な口臭」の4つに大きく分けられます。(看護師)
口臭は医学的には「口腔から呼気とともに発する悪臭の総称」と定義されています。日常生活に影響を及ぼす口臭は「生理的口臭(加齢に伴う口臭、早朝時または空腹時口臭、ストレス性口臭、月経時口臭)」と「病的口臭(口腔疾患由来、全身疾患由来)」の2つです。(看護師)

生活習慣や食生活で改善できる口臭

口臭の分類の「生理的口臭」「外因的口臭」については、日常的な口腔内のお手入れや生活習慣、食生活を改善することで改善できるようです。詳しくみてみましょう。

「生理的口臭」は加齢やストレス、ホルモンバランスなどの影響で口腔内の唾液の分泌が低下し、乾燥してしまうことによって起こる口臭です。よって、歯磨きや食事をして唾液の分泌を促すことで、改善が期待できます。(看護師)
起床時・空腹時・緊張時などの、唾液の分泌量減少による細菌の増殖が原因による口臭は「生理的口臭」と呼ばれています。プラークや食物残渣など口腔の汚れによるもの。舌の表面につく白い苔のような汚れを取り除くことで解消できます。(看護師)
臭いの強い食品(ニンニク、ニラなど)を食べた後や飲酒後、タバコによる口臭は「外的口臭」と呼ばれています。要因となるものの摂取を控えることで改善できます(看護師)

専門機関を受診した方が良い口臭

上述したような日頃の心がけでは改善できず、専門機関を受診した方が良いものや、自己判断の難しいタイプの口臭もあります。

食事直後や歯磨き後にも口臭が気になる場合は、虫歯や歯周病などの口腔内に病変があるか、胃や腸などといった消化器系に病変があることによって起こる「病的な口臭」が考えられます。食事や歯磨きに関係なく、終日口臭が気になるようでしたら、一度歯科や内科を受診されることをお勧めします。(看護師)
口の中に由来する口臭(歯周病、進行したむし歯、全身に由来する口臭)、鼻やのどの病気、呼吸器系、消化器系の病気などは「病的な口臭」と呼ばれています。これらを改善するには、医療機関を受診して治療を受けましょう。(看護師)
「心因的な口臭」は、口臭検査でも口臭が認められないのに、本人だけが口臭があると思い込む口臭のことです。ストレスや精神的に不安定な場合にみられるといわれています。(看護師)

以上、挙げてきたとおり口臭の原因はさまざま。自分がどのタイプに当たるのか日常を振り返ってみて、自己対策で改善が見られないようなら内科や歯科を受診してみるのが良いようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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