体臭

2015/03/09

中鎖脂肪酸と部屋干しの洗濯物の臭いの関係

中鎖脂肪酸と部屋干しの洗濯物の臭いの関係

中鎖脂肪酸という言葉をご存知でしょうか。良質な油に含まれていることから健康によいイメージがあるかもしれません。一方で洗濯物の部屋干しによる臭いが、実はこの中鎖脂肪酸と関係があるのも事実です。

健康的な植物油であると同時に、臭いの原因物質でもあり

中鎖脂肪酸は、ココナッツなどに多く含まれる成分で、母乳や牛乳にも少量含まれています。中鎖脂肪酸は素早く分解されエネルギーになりやすいため、一般的な油よりも体脂肪として蓄積されにくいです。そのため、より健康的な植物油として認識されています。

しかしこれは部屋干しの時には臭いの原因となるものです。部屋干しの時に発生する臭いの原因は、洗濯の際に落としきれなかった汚れと雑菌です。洗濯によって完全に落とすことができなかったたんぱく質や脂肪が分解、酸化され、また雑菌がその汚れを栄養にすることで、臭いの元が発生します。この分解され、酸化された物質が中鎖脂肪酸や、中鎖アルコール、アルデヒドなどといった臭い物質なのです。

部屋干しの臭いを押さえる4つの方法

部屋干しによるにおいを対策するには、下記の4点に気をつけましょう。

1.洗濯で汚れと菌を排除する:汚れを効果的に取り除き、抗菌作用のある洗剤が市販されています。特に部屋干し用と書かれているものが効果的です。

2.干している間の菌の増殖を抑制:柔軟剤を使っている場合は、抗菌作用のある柔軟剤を使いましょう。洗濯物は風通しのよい所に、扇風機などで洗濯物の表面の湿気が留まらないようにし、エアコンや除湿機で除湿を行い、洗濯物は重ならないようにして風の通り道を作りましょう。

3.アルコールスプレー:アルコールによって雑菌を殺菌して臭いの発生を抑えることができます。手軽である程度高い効果が得られます。

4.お風呂に干す:お風呂は窓や換気扇があったり狭い空間であるため、洗濯物が早く乾きます。洗濯物を干す30分ほど前から換気扇を回したり、床にグシャっとした新聞紙を置いたり、扇風機や除湿器を使うと、より早く乾かすことができます。

部屋干しの臭いが気になる場合は、この4つの方法を試してみるとよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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