体臭

2015/03/09

体臭の原因にはどんなものが考えられるのか

体臭の原因にはどんなものが考えられるのか

体臭は周囲に不快な影響を与える可能性があり、なるべく臭いが出ないように対策を心がけたいところです。しかし臭いにも原因がいくつかあり、原因に合わせた対策が必要となります。ここでは体臭の原因について紹介します。

汗による体臭の原因は3つ

体臭(主に皮膚の臭い)の原因となるのは大きくは3つあります。(1)皮脂腺、(2)アポクリン腺、(3)エクリン腺です。

皮脂腺は脂を分泌して皮膚を保護する作用がありますが、空気と触れあうことで脂に含まれる脂肪酸が変化して体臭の原因となります。

アポクリン腺とエクリン腺から分泌されるのが汗と呼ばれるものです。これ自体も体内にあるうちは臭いはありませんが、皮膚表面に出て脂肪酸と混じったり、雑菌が繁殖することで体臭の原因となります。これらは汗をかいたと感じたらすぐにタオルで拭き取るなどすれば臭いを抑えることができます。

またアポクリン腺の数には個人差があり、数が多い人ほどワキガ臭を出しやすくなります。

そのほかに肝機能の低下や加齢、糖尿病も臭いの原因に

肝機能が悪かったりアルコールやニンニクを多く取りすぎていると、臭いの原因の分解が追いつかず、それが皮膚呼吸などで排泄され臭いを発生させる可能性があります。

また年齢によっては、加齢臭の可能性もあります。加齢臭は皮脂腺からの脂に含まれるヘキサデセン酸が酸化・分解されることで、ノネナールというものに変わります。このノネナールが加齢臭の原因となると見られています。若い頃はノネナールがほとんど出ないのですが、加齢によってノネナールの発生が増えてしまい、体から臭いを発します。齢臭については、このノネナールの除去か酸化を防ぐことが対策として考えられます。

そのほかは稀なケースですが、糖尿病による体臭も考えられます。甘酸っぱい臭いが、糖尿病による体臭の特徴です。ただし、糖尿病による体臭はある程度症状が進行した場合にのみ出てくるもので、軽度の場合はあまり臭いが出ないことのほうが多いようです。

体臭の種類ごとに、対策の仕方も様々な方法が検討できます。自身の体臭が気になる場合は、よく原因を観察してから対策に取り組むとよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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