健康

2015/03/04

チーズのコレステロール値は?食べてもいいのか悪いのか?

チーズのコレステロール値は?食べてもいいのか悪いのか?

チーズのコレステロールを気にするべきかどうかについて悩んでいる男性から、ほかの食品と比較してチーズはどれほどコレステロールが高いのか知りたいという相談です。

30代男性からの相談:「チーズはコレステロールが高いですか?」

チーズはコレステロールが高いと思いますが、どれぐらい高いのでしょうか。食べ過ぎるとだめだが、食べ過ぎなければ気にしなくても良い、とも言われており、気をつけるべきなのかどうかわかりません。他のコレステロールが高い食品と比較して、どれぐらいなのか、などわかると良いです。宜しくお願いします。

食べ過ぎなければ問題なし

チーズのコレステロールは高めの部類には入るものの、卵などと比べると格段に低く、一日の目安摂取量と比較しても、食べ過ぎない限り問題ない範囲だといえます。

コレステロールの食品からの摂取は、1日あたり成人男子で750mg未満、成人女子で600mg未満が望ましいと言われています。
◆食品100gあたりのコレステロールが高い食品(単位はmg)
魚介類:
するめ980、桜えび・素干し700、えび(干しえび)510、すじこ510、キャビア500
魚類:
たたみいわし710、あんこうのきも560、煮干し550、うなぎ(きも)430、しらす干/半乾燥390 (看護師)
卵・肉類:
たまご(卵黄)1400、ピータン680、フォアグラ650、うずら卵(水煮缶)490、うずら卵(生)470、たまご(生・ゆで)420
乳製品:
生クリーム/乳脂肪120、ホイップクリーム/乳100、クリームチーズ99、パルメザンチーズ96、カマンベールチーズ87、コーヒーミルク(粉/乳脂肪)86、チーズ(プロセス)78 (看護師)
ご指摘の通り、チーズはコレステロールが高めの食品と言えますが、魚介類や卵などと比べるとさほど高くはないと言えるでしょう。推奨されているコレステロール750mgを摂るとすれば、パルメザンチーズで781g、カマンベールチーズでは862g、プロセスチーズでは962gになります。実際にこれだけの量を食べるかと言うと、そんなことはありませんね。そのため食べ過ぎなければ問題ないと言ってもよいでしょう。 (看護師)

偏った制限よりも、食事のバランスと運動を

チーズを食べないことよりも、食物繊維やタウリン、DHAや酢などの成分を上手に取り入れ、運動の習慣を身につけるほうが効果的です。

健康によいものでも摂りすぎると逆効果になりますし、コレステロールが高いといって、身体に必要な栄養を摂らないわけにはいきません。一時的に摂りすぎても心配ありませんから、医師からの指示がなければ、あまり神経質にならないでください。(看護師)
コレステロールを下げるためには、バランスのとれた食事を心がけ運動することです。水溶性の食物繊維は腸の掃除をしてくれる役割をし、コレステロールの吸収を抑えてくれますから、キャベツ、サツマイモ、ゴボウ、アボカド、枝豆、昆布やひじきなどの海藻類、りんご、ミカンなどを摂るようにしてください。(看護師)
また、あさりや帆立に含まれるタウリンや、魚に含まれるDHAも効果があるといわれていますし、酢がコレステロールを下げる効果があることは、よく知られています。少し汗をかくくらいのウォーキングや体操など、持続してできる運動も心がけてください。(看護師)

大量に食べるのでない限り、チーズのコレステロールが特に問題になることはなさそうです。好物も上手に楽しみながら、食と運動の両面でバランスの取れた習慣を。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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