薄毛

2015/03/03

剛毛ははげやすい?猫毛がはげやすい?どっちが本当?

剛毛ははげやすい?猫毛がはげやすい?どっちが本当?

昔から剛毛で、はげやすいと言われてきた男性からの相談です。剛毛の自分も、猫毛の友人も、髪が薄くなってきているとのことですが、はげやすい髪質というのは本当に存在するのでしょうか。

30代男性からの相談:「はげやすい髪質ってあるのですか?」

私は昔から剛毛でした。よく年取ったらはげるよ、と言われましたが、その通りにだんだん薄くなっています。猫毛だった友人も薄くなってはげています。実際に、はげやすい髪質ってあるのですか?

髪質とはげやすさの関連は確認されていない

髪質と脱毛症の関連を示すデータはないとのことです。髪が細い人のほうが薄くなりやすいと思われますが、本数が減ってもわかりにくいため、多く抜けたように見える剛毛のほうがはげやすいという俗説を生んだのかもしれません。

本来髪の毛は、周期的に抜けることと生えることを繰り返しています。しかし、その働きに何らかの障害が生じてしまい、毛が欠如するかおろそかになってしまう状態。これが、医学的にいう「脱毛症」、いわゆる「禿」の状態です。脱毛症には、遺伝の影響によるものが大きいというデータは多数ありますが、髪質で脱毛症になりやすいものがある、というデータは調べてみてもありませんでした。(看護師)
髪が薄くなる、というのは、髪の毛の本数が少なくなっているために起こります。これは、遺伝的に髪の毛が薄くなりやすい方もいらっしゃいますが、男女関係なく、加齢による老化現象により、どなたでも多少は起こる現象です。(看護師)
猫毛のようにもともと髪が細い方は、本数が減ってもわかりにくいという特徴があります。一方、剛毛のように一本一本が太くて丈夫な方は、少しの本数でも見た目には多く抜けてしまっているように見えてしまいます。そのため、剛毛ははげやすい、という説になってしまったのではないかと考えます。(看護師)
一般的には、細くて猫毛の方が薄毛になりやすいと言われています。薄毛の原因は、男性ホルモンの減少、遺伝や体質、ストレス、頭皮の血行不良などがあります。(看護師)

猫毛も剛毛も、普段の心がけではげにくく

食習慣や嗜好品、睡眠や運動の習慣などを見直すことによって、頭皮の血行を促進し、髪質にかかわらずはげにくい体質に改善していくことが可能です。

規則的な生活を心がけ、髪によい海藻類、大豆製品、野菜や果物などを中心に、バランスのとれた食事をとるようにしてください。外食は控え、ファーストフード、インスタント食品、レトルトなどは、高脂肪のため、血液循環が悪くなり、頭皮の血行も悪くなるので控えます。(看護師)
暴飲暴食、飲酒や喫煙も控えてください。睡眠をよくとって、疲れを残さないようにし、軽い運動や趣味などで、気分転換、ストレスをためないようにしましょう。運動をすることで、身体の血行もよくなります。(看護師)
生活習慣の見直しで改善されるといいますから、できることから、継続して行ってみてください。(看護師)

剛毛の人も猫毛の人も、だんだん薄くなってしまうのは同じのようです。大切なのは、毎日の習慣を見直し、良い習慣を継続していくこと。できるところから、今すぐ始めてみるとよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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