体臭

2015/02/27

身体からアンモニア臭がする!何かの病気ではないか?

身体からアンモニア臭がする!何かの病気ではないか?

汗をかくとアンモニアの臭いがするが、何かの病気や異常ではないかと心配している男性から、原因を詳しく知りたいという相談です。

30代男性からの相談:「アンモニア臭の体臭は何が原因か?」

汗の臭いがきついのですが、アンモニア臭がします。これは普通なのでしょうか。それとも何かの病気なのでしょうか。原因を詳しく知りたいです。

疲れや内臓機能低下を知らせるアンモニア臭

アンモニア臭のする汗は、疲れや体調不良のサインといえるようです。腎臓のろ過機能や、肝機能や消化機能の低下が考えられます。状況によっては病院を受診し、重篤な病気が隠れていないかどうかチェックすることも検討する必要があるかもしれません。

アンモニア臭は汗臭さや加齢臭とは異なります。疲労すると、身体の中で処理すべきアンモニアが汗と一緒に出てきます。アンモニアを解毒・排泄する機能が低下している場合に、アンモニア臭が発生すると言われています。身体が健康な状態なら、体内で解毒され尿と一緒に排泄されます。しかし、解毒・排泄機能が低下していると、毒素であるアンモニアは体内で増殖します。(看護師)
疲れがたまる人は腎機能が低下しています。腎臓の働きは、アンモニアをろ過し、尿と一緒に排泄することです。腎機能が低下すると、ろ過機能が落ちます。一度、腎臓の機能を病院で診てもらうことをおすすめします。(看護師)
激しい運動をしたときや、体調不良などの時は、筋肉内に乳酸が増え、血液内に流れだすため、汗も乳酸を含み、アンモニア臭を発生させることがあります。肝機能の低下や胃腸不良で、消化機能や解毒機能が低下している場合にも、アンモニア臭を伴うことがあります。体調不良に心当たりがあれば、病院を受診して消化器系に問題がないかチェックしてください。(看護師)
健康であれば、急激な激しい運動は避けること、運動するのでしたら、軽い有酸素運動から始めること、睡眠をとって疲れを残さないようにしてください。(看護師)

汗の臭い自体は殺菌や入浴でオフ

汗の臭いがきついことについて言えば、体調を整える以外にもできることがたくさんあります。汗を抑えようとするのではなく、良い汗をどんどんかいて水分補給を行ないましょう。殺菌やストレス解消に努めることも効果的です。

身体を洗う石鹸は殺菌作用のあるものがよいでしょう。まず、湯船に5分以上つかって、汗をかいてから、体を洗いましょう。湯船にコップ1杯程度のお酢を入れると、お酢に含まれるクエン酸が発汗作用を促すと言われています。また、お酢の殺菌作用で、体臭を抑える効果もあります。(看護師)
汗は抑えるのでなく、かくことで循環され、質がよくなり、臭いも抑えられます。汗をかくと、鉄分やミネラルが失われますから、ミネラルウォーターやスポーツドリンクで水分補給も忘れないようにしてください。(看護師)
ストレスも体臭をきつくする原因ですから、気分転換を図ったり、好きな趣味でストレスをためないようにしてください。(看護師)

アンモニアの臭いの体臭がする場合は、単に汗の臭いがする場合と違って、少し注意が必要なようです。急激な運動を避け、しっかりと休息を取るとともに、それでも解決しない場合やその他の症状にも心当たりがある場合には、受診するなど必要な対策を早めに取るのが賢明でしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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