口臭

2015/02/26

膿栓が原因?口臭の際は喉の奥にも注意

膿栓が原因?口臭の際は喉の奥にも注意

喉の奥に「膿栓」と呼ばれるものができることがあり、これが口臭の原因になっている場合があるようです。口の臭いが気になるという相談者の方ですが、この膿栓以外にも何か原因はあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「口臭の原因は、膿栓以外にもあるのか?」

口が臭いのが気になって病院を受診すると、何も問題ないと言われました。口臭の原因は膿栓と思っていたのでその事を先生に尋ねると、膿栓は誰にでもできると言われました。しかしみんな口が臭いわけではないのに、なぜ私だけ臭いのでしょうか。

膿栓だけが口臭の原因ではない

膿栓は別の名を「くさい玉」と言い、誰にでもできます。口臭の原因になりますが、膿栓だけではなく、虫歯や口の中の乾燥など他にも臭いの原因は色々とあるようです。

膿栓は扁桃腺の近くにでき、別名「くさい玉」と言われています。咽頭に侵入した細菌などと闘うために血液内の白血球が活躍しますが、細菌に負けた白血球の死骸と細菌、食べかすがブレンドされて膿栓ができると言われています。口臭の原因には様々なものがありますが、膿栓も口臭の原因のひとつといえるでしょう。(看護師)
膿栓の他に、虫歯・歯垢・歯石・歯周炎・舌苔(舌についた白い苔のようなもの)などが臭いの原因となります。舌苔は専用の舌ブラシで落とせますし、唾液に関しては唾液腺(耳の下から顎にかけて)のマッサージ、よく噛んで食べる、口が乾燥しないようこまめに水分をとるなどで改善されます。歯の疾患については歯科で治療をし、歯磨きの際は歯垢が残らないよう、歯間ブラシなども利用して隅々まで磨きましょう。(看護師)
膿栓(別名:臭い玉)は、扁桃腺にある小さな穴にウィルス・細菌の死骸や食べ物のカスなどが溜まった集合体で、膿栓をエサに集まる口内の菌が増殖する事で口臭が発生するようです。膿栓自体は身体に悪さをする訳ではないですが、扁桃腺に違和感があったり日常のマウスケアでも口臭が治まらなければ、耳鼻咽喉科で再度相談されてはいかがでしょうか。(看護師)

食事や生活習慣も口臭に関係が

口腔内の問題だけではなく、普段の食事やストレスなどの生活習慣も口臭に関係があるようです。飲酒や喫煙は控え、適度な運動でリフレッシュするのもよいでしょう。

食生活では、甘い物や夜遅い時間の食事を避け、便秘をしないよう乳製品をとって腸内環境を整えることも必要です。リンゴや梨やパイナップルにも口臭予防効果がありますし、レモンは唾液を分泌させ口の中を爽やかにします。(看護師)
臭いの強いもの、脂肪を含む食品や動物性脂肪は消化が悪く、翌日まで臭いが残ったり胃がもたれたりするため夜は控えます。大豆製品・海藻類・キノコ類・野菜や果物など、バランスよく摂るようにしてください。(看護師)
ストレスや疲れも口臭の原因になるので、規則正しい生活を心がけ、運動や趣味でストレスを溜めないようにしてください。また喫煙や飲酒も口臭の原因になります。心当たりがあれば、身近な事から改善してみましょう。(看護師)

膿栓も口臭の原因の1つではありますが、その他の口腔内環境や生活環境も要チェックです。虫歯などがあれば治療をし、日頃の生活習慣を一度見直してみるのもよいかもしれません。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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