健康

2015/02/25

男性の更年期障害とはどのような症状か

男性の更年期障害とはどのような症状か

更年期障害という言葉はよく耳にしますが、女性特有の症状だと思っている方が多いかもしれません。しかし男性が更年期障害になることも珍しくないようですが、どのような症状なのでしょうか。

40代男性からの相談:「40代に入り性欲減退。更年期の症状?」

私は現在45才ですが、40才を超えたあたりから性欲が全くなくなり、都合が悪いわけではないですが少し気になりました。これは更年期の症状なのかなと思ったのですが、男性でも更年期はあるのでしょうか。また、あるとしたら他にどの様な症状がでるのでしょうか。

男性にも更年期障害はある

女性と同じように、男性にも更年期障害が訪れる方はいます。ホルモンが関係しており、ほてりや不眠などの他に性欲減退などの症状が現れることもあります。

女性には閉経というわかりやすい変化があるのに対し、男性は自覚する症状が乏しく個人差もあり、同時に他の疾患を患っていることが多いため、男性には更年期障害がないとも考えられていました。しかし男性にも身体のほてりや不眠、そして性欲の低下や勃起不全などもあります。勃起不全は更年期障害として認識が低いようですが、他の疾患がなければ加齢による更年期の症状と考えられます。(看護師)
女性の更年期障害と同じように、男性も年齢とともに低下するホルモンの影響を少なからず受けており、男性ホルモンのテストステロンが関与しているとされています。女性は閉経前後数年とされていますが、男性の場合、症状が起きる世代層は実に様々です。(看護師)
症状は大まかに3つに分類され、身体の症状(頭痛・筋力低下・疲労感など)、精神的症状(不眠・イライラ・記憶力の低下など)、性的な症状(EDなどの性欲減退・勃起や発射に関する問題)があります。年齢的なものと決めつけたりせず、男性の更年期を正しく理解し、心配な点は専門医に相談しましょう。(看護師)

症状が軽い場合、生活習慣で改善も

更年期障害は、睡眠や運動や食事といった生活習慣を見直すことで改善されることもあるようです。症状が気になる場合は、一度専門医を受診して検査を受けるとよいでしょう。

更年期障害の症状が進行すると日常生活にも支障をきたすので、心配なことがあれば他の疾患も含め、病院でホルモン検査を受けてみてください。軽いものなら、日常生活の改善や食生活で症状が緩和されます。(看護師)
男性ホルモンのテストステロンの分泌を促すため、睡眠をしっかりとり疲れやストレスをためない・少し汗をかく程度の運動を続ける・飲酒や喫煙を控えバランスのとれた食事をとるなど心がけましょう。(看護師)
亜鉛を含む貝類やレバー、ネギやにんにくなどを多めにとるとよいですが、摂りすぎると赤血球数の上昇や血栓ができやすくなり、体重の増加や肥満、コレステロール値の上昇や心疾患などを発症するリスクが高くなります。また、男性ホルモンの分泌が盛んになるのでニキビが増えたり、ホルモンバランスの乱れにつながるので、摂りすぎには注意が必要です。(看護師)

女性だけの症状と思われがちな更年期障害ですが、実は男性にも起こるようです。ほてりや疲労感などの他にも、男性特有の症状であるEDなどがあります。年齢のせいだと諦めず、気になる場合は病院を受診してみてもよいかもしれません。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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