健康

2015/02/23

不眠、疲労感、憂鬱、頭痛…この症状は男性の更年期障害?

不眠、疲労感、憂鬱、頭痛…この症状は男性の更年期障害?

男性にも更年期障害があるのをご存じですか。一見加齢のせいと思いがちな不眠や体力低下も、実は更年期障害による症状の可能性も。そんな更年期症状に悩む男性からの質問です。

40代男性からの質問:「更年期障害の症状とは」

最近十分な睡眠をとっても1日に何度も睡魔に襲われたり、だるさが残ったりします。普段楽しめたことも楽しめなくなり、これではまずいと思い知り合いに相談すると、それは男性の更年期だと言われました。男性はならないものと思っていたので詳しくないのですが、そもそも更年期とは何でしょうか。また男性の更年期の症状はどういったものなのでしょうか。

男性の更年期障害は、身体や心、精力に関わる不調まで様々

男性も女性と同様に、加齢によるホルモンの減少で、様々な更年期症状が生じるようです。男性の場合、身体や心に関する不調のほか、性欲低下、勃起不全といった男性特有の症状があるといいます。

更年期障害は加齢によるホルモンの減退で、様々な症状を引き起こします。男性の更年期障害の原因は、男性ホルモンの大部分を占めるテストステロンの減少と言われています。(看護師)
男性は自覚症状が乏しく個人差もあり、同時に他の疾患を患っている場合も多いため、男性には更年期障害がないとも考えられていました。しかし、男性も女性と同じように、身体のほてり、情緒不安、不眠、うつ、めまいをはじめ、男性特有の性欲の低下、勃起不全などが生じます。(看護師)
男性の更年期障害の具体的な症状には、筋力低下・筋肉痛・疲労感や頭痛・めまい・ほてりなどの身体の関する症状、イライラ・不眠・記憶力低下などの心に関する症状、ED・頻尿など性に関する症状などがあります。(看護師)

日常生活や食生活の見直しで改善する場合も

症状が軽い場合、日常生活や食生活の見直しで改善も期待できるといいます。一方、偏った食事療法などによっては、別の身体のトラブルが生じる恐れもあります。

症状が軽いものでしたら、日常生活や食生活の見直しで症状の改善ができます。男性ホルモンの大部分を占めるテストステロンの分泌を促すために、睡眠をしっかりとって、疲れやストレスを溜めないこと、少し汗をかくくらいの運動を続けること、飲酒、喫煙を控えると良いでしょう。(看護師)
バランスのとれた食事を心掛け、男性は亜鉛を含む貝類やレバー、ネギやにんにくなどを多めに食べると良いでしょう。(看護師)
しかし摂りすぎると、赤血球数が上昇するため血栓ができやすくなり、男性ホルモンの分泌も盛んになるため、ニキビや体重の増加、高脂血症、心疾患を発症するリスクが高まります。コレステロール値が上がったり、ホルモンのバランスも崩れるため、摂りすぎには注意しなければなりません。(看護師)
更年期障害の症状が進行すると、日常生活にも支障をきたしますから、心当たりのある症状が現れたら、病院で他に疾患がないかも含め、ホルモン検査を受けてみてください。(看護師)

ホルモンの減少によって男性にも生じるという更年期障害。男性の場合、身体や精神的な不調だけでなく、性に関する不調も伴うようです。症状が軽い場合は、日常生活や食生活の見直しで改善が期待できる一方、やり方によっては別のトラブルを発症する恐れも。気になる更年期症状がある場合は、専門科で相談すると良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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