健康

2015/02/24

親族に心筋梗塞あり。高コレステロールは遺伝するのか?

親族に心筋梗塞あり。高コレステロールは遺伝するのか?

本人はまだコレステロール値の異常はないものの、親族に心筋梗塞で倒れた人がいるため、心配している男性からの相談です。コレステロール値と家系は関連があるのか、コレステロール以外にも心筋梗塞の原因はあるのか、という質問です。

40代男性からの相談:「心筋梗塞の原因がコレステロール」

まだ医師からコレステロール値を指摘されたことは無いのですが、親族の中でも心筋梗塞で倒れた人もいるので心配です。コレステロールが高くなりやすい家系などはあるのでしょうか。また、心筋梗塞はコレステロール以外ではどのような要因が関わってくるのでしょうか。

コレステロールの高い家系は確かに存在する!

遺伝的な要素のほか、ひとつの家庭環境の中ではコレステロール値を高める食事や生活習慣が同じになってしまうため、コレステロール値の高い家系は存在するといえます。

遺伝的にコレステロールの高い家系があります。(看護師)
コレステロール値は遺伝との関係はまだはっきりはしてはいませんが、同じ家族であれば大体は味付けや食事の好き嫌い、内容が同じように偏ってしまいます。そうなると同じ家系でコレステロール値が高い人が多いのは事実です。(看護師)

コレステロール以外にも、心筋梗塞のリスクを高める要素いろいろ。

喫煙や過労、ストレスや脱水など、コレステロール以外にもさまざまな要因が心筋梗塞とかかわりを持っています。親戚に心筋梗塞になった方がいる場合は特に、食事や運動はもちろん、水分補給や早めの受診など、いろいろな角度から注意しておくことが必要です。

心筋梗塞の危険因子としては、喫煙、糖尿病・高脂血症・肥満・運動不足があげられます。引き金となる因子は、過度の疲労、睡眠不足、激務、ストレスがあげられます。(看護師)
予防としては禁煙をする、塩分・糖分・脂肪分を取りすぎない、バランスのよい食事をとる、適度な運動をする、ストレスを避け、規則正しい生活を送る、血縁者に心筋梗塞の方がいれば生活習慣を注意する、高血圧・糖尿病・高脂血症の早期発見を、強い胸痛を感じたら、すぐに病院へ行くということが重要と言われています。(看護師)
カフェインや飲酒で脱水状態が続くことで血がドロドロになり、同じ姿勢を取る事で血栓ができてそれが心臓に流れ心臓の血液を遮断する事で心筋梗塞を起こすこともあります。エコノミー症候群というのがこれにあたります。(看護師)

親族に心筋梗塞で倒れた人がいるということから、まだ異常値が出ていない段階でリスクに気づくことができたのは幸運なことといえます。ぜひ、育った環境の中で当たり前になっていた高コレステロール習慣から今のうちに抜け出し、心筋梗塞のリスクを断ち切っておきましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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