多汗症

2015/02/17

顔面の滝のような汗!どうすればやめること抑えることができる?

顔面の滝のような汗!どうすればやめること抑えることができる?

人と話している最中や食事中など、時間や場所を問わず急に顔から溢れ出る汗。ひとたび出ると止まらない顔汗に悩む人は意外と多いようですが、何か対策はあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「顔の汗が止まらない!何かよい対策は?」

仕事中でも一度スイッチが入ると顔面から汗が止まりません。夏も冬も関係なく出てくるので、周囲から何か言われているのではないかと悩んでいます。何か、外出先でも汗を落ち着かせるよい方法があれば教えてください。

局所性多汗症かも。緊張せずにリラックスして

汗は主に身体の体温調節をするためにかきますが、緊張やストレスが原因である場合も。あまり気にしすぎるとストレスとなり悪循環なので、できるだけリラックスすることが大切です。また局所性多汗症の場合は病院での治療が可能なので、一度相談してみるのもよいでしょう。

限られた部位だけ多量に発汗するのは局所性多汗症と呼ばれ、一般的には緊張や不安により引き起こされる精神性発汗型多汗症です。ストレスや緊張によって自律神経のバランスが崩れ、交感神経が汗腺の働きを刺激して発汗を促します。仕事中などストレスのかかる場面では多汗になりますが、帰宅途中や家などストレスがかからない場面では症状が出ません。几帳面で真面目な人などがなりやすいと言われています。(看護師)
外部の気温や風邪などの発熱以外にも、ストレスや緊張などが原因で、自律神経や交感神経が乱れ多汗症になります。対策としては、ストレスをためたり緊張する状況を作らないことです。また緊張する場面に遭遇しそうな時は、汗を抑えるため水分摂取を控えるとよいですが、その後は脱水防止のためきちんと水分補給してください。気にしすぎると余計に汗をかくので、あまり気にしない方がよいでしょう。(看護師)
局所性多汗症の場合は病院で治療が可能で、保険も適用になります。治療は、心理療法やボツリヌス毒素を注射して汗をかかないようにするなど、症状や状態に合わせて様々なものがあるので、皮膚科を受診するとよいでしょう。また、全身から滝のような汗が出る場合は何らかの全身性の病気が疑われるので、必ず受診してください。(看護師)
病院では内服薬や手術で発汗を抑えることもできますが、美容外科の場合は保険が適用されなかったり、多汗症の部位によっては保険の対象外ということもあるので、事前にカウンセリングを受けてよく相談してください。多汗症の治療は麻酔科や皮膚科で行っています。(看護師)

ツボ刺激で発汗を抑える作用が

身体にあるツボを刺激して、汗を抑えるという方法もあるようです。その他には、首筋を冷やすなどの対策をするとよいでしょう。

半側発汗法といって、身体の一部を圧迫することで汗を抑える方法もあります。顔の多汗症なら、乳首や乳輪の周りを圧迫すると顔からの汗が減ると言われています。(看護師)
普段の生活での対策としては、タオルを持ち歩き汗をかいたらこまめに拭き取る、冷やしたタオルや冷たい水を入れたペットボトルを首筋にあてるなどしてみてください。(看護師)

人前で、急に汗が止まらなくなったりすると困ってしまうのですが、緊張やストレスが原因であることも多いようです。発汗の原因を知るためにも、一度病院の受診を検討してみるのもよいかもしれません。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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