健康

2015/02/17

テストステロン摂取は筋肉ムキムキになるけどハゲるって本当?

テストステロン摂取は筋肉ムキムキになるけどハゲるって本当?

男性ホルモンの一種、テストステロンを増やすとたくましい男性的な体形になるといわれていますが、男性ホルモン過多は薄毛になるという噂もあります。テストステロンで筋肉が増える、また薄毛になるというのは本当なのでしょうか。

30代男性からの相談:「テストステロンは筋肉に関係するのか」

テストステロンが多いと筋肉量が増えるというのは本当でしょうか?また、男性ホルモンが多いとハゲになるとも聞いておりますが、本当でしょうか。期待している効果が出ず、悪い影響があると困るので、詳しく知りたいです。

テストステロンと薄毛は関係あるのか?

薄毛か、男性らしい体形か。もしもテストステロンがそんなに両極端に作用するのだとしたら、むやみに摂取するのはためらわれるところ。テストステロンが悪い方向に作用し、薄毛になる可能性はあるのでしょうか。

テストステロンそのものは薄毛や抜け毛の原因にはなりません。薄毛などが進行する主な要因として挙げられるのは、食生活の乱れや頭皮環境を劣悪、睡眠不足や眼精疲労、ストレス、AGAなどです。(看護師)
テストステロン自体は脱毛に影響しませんが、テストステロンが変化したジヒドロテストステロンが脱毛を起こすといわれています。テストステロンが増えることでジヒドロテストステロンも増えますが、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい方が薄毛になりやすいということです。全ての人にいえることではありません。(看護師)

テストステロンの作用とは

毛髪への影響もゼロではないようですが、一般的にテストステロン自体は薄毛の直接の原因ではなさそうです。そもそも、テストステロンはどのような役割を果たすのか見てみましょう。

男性ホルモンの大部分を占めるテストステロンは、骨格や筋肉を発達させ、男性らしい身体を作り、精神的にやる気をおこし、脳の認知機能に作用します。決断力や判断力を高める効果もあるといわれ、テストステロン値が高い男性は冒険心、リーダーシップ、行動力があるといわれています。(看護師)
テストステロンはたんぱく質の合成を促進させ、筋肉を作る働きがあります。運動選手が服用する筋肉増強剤などは最たる例でしょう。 (看護師)

テストステロンの副作用など

テストステロンで筋肉が発達するというのは本当のようです。男性らしい体型と判断力の高いリーダー格の男性。悪くない男性像ですが、自己判断でテストステロンを摂取しても悪影響はないのでしょうか。

テストステロンは、本来体内で作られるホルモンです。自己判断で過剰に摂取すれば、おっしゃるとおり、脱毛など悪い影響も出かねません。必ず医師の診断、処方を受けて使用してください。(看護師)
テストステロンを医師が処方する範囲内で摂取している場合、筋肉がムキムキになり生活に支障をきたすというレベルになることは皆無でしょう。(看護師)
テストステロンの一般的な副作用には、赤血球を上昇させるため血栓ができやすくなること、男性ホルモンの分泌が盛んになるためニキビを増加させること、体重増加、肥満、高脂血症や心疾患を発症するリスクの上昇、コレステロール値の上昇、ホルモンのバランスの乱れによる情緒不安定など、個人差はありますがさまざまなものがあります。(看護師)

個人差があるとはいえ、さまざまな副作用の出る可能性もあるとのこと。テストステロンの摂取にあたっては、医療機関を受診し、目的にあわせて医師に診断、処方してもらうのが安心のようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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