健康

2015/02/05

心筋梗塞の危険因子は、高コレステロール以外には何がある?

心筋梗塞の危険因子は、高コレステロール以外には何がある?

今回の相談者の男性は血液検査でコレステロール値の高値を指摘されてしまいました。このままでは心筋梗塞の恐れがあるとのことで心配しています。高コレステロール血症の他に心筋梗塞を発症する危険因子にはどのようなものがあるでしょうか?

30代男性からの相談:「コレステロールが高いと言われました。」

血液検査で高コレステロール値を指摘された相談者の男性。心筋梗塞にはなりたくないと思っています。

コレステロール値が高く、このままでは動脈硬化や心筋梗塞のおそれがあると言われました。心筋梗塞にはなりたくないのですが、コレステロール以外で心筋梗塞のリスクを高めるものは他に何かありますか?教えてください。

心筋梗塞のリスクを高めるものには身体的な要因と生活習慣があります

心筋梗塞は冠動脈の動脈硬化によって血管が狭くなり、血液の流れが制限されて閉塞し、ついには心筋の壊死に陥る病気です。何の前ぶれもなく発症することもよくあり突然死の原因にもなるとても恐ろしい病気です。身体的危険因子としては高血圧、肥満、糖尿病などがあります。

高コレステロール値以外で心筋梗塞を発症する原因は、高血圧、糖尿病、肥満などがあります。高血圧は、心筋に対する負担を増して酸素需要を高めます。肥満もリスクが高いです。体重が重いと、心臓は重い分だけ多く動かさねばならず余計に働く分だけ肥大し、より多くの血液を送らなければならなくなるからです。糖尿病も血管障害が合併しやすくなるので注意が必要です。その他、高尿素血症・痛風・遺伝的要因・加齢などがあげられると言われています。(看護師)

心筋梗塞のリスクを高める生活習慣は喫煙、飲酒、偏食、運動不足、ストレスなどです

生活習慣の乱れが知らず知らずのうちに心臓を悪くしていることがあります。

生活習慣では喫煙と飲酒、運動不足や栄養バランスを悪くする偏食、ストレスなどが心筋梗塞になるリスクが高いと言われています。喫煙はタバコのニコチンが血管を収縮させて、血圧を上げます。また強いストレスに長期間さらされていると、血圧が上昇します。(看護師)

心筋梗塞発症のリスクが高い身体的な因子(高血圧、糖尿病、肥満など)も日々の生活習慣を見直す事で、そのリスクを軽減する事は十分可能です。コレステロールの高値を指摘された今が生活習慣を変える良いきっかけです。運動や食事の見直し、禁煙など生活の改善を図っていきましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加