健康

2015/02/04

動脈硬化予防で見るべきはLDLコレステロールだけか?

動脈硬化予防で見るべきはLDLコレステロールだけか?

今回の相談者の男性の質問は動脈硬化を引き起こすのはLDLコレステロールだけか、というものです。2種類あるコレステロールの働きは?動脈硬化にならないために血液検査のどの項目をチェックするべきなのでしょうか?

50代男性からの相談:「動脈硬化予防には、どのコレステロール値をチェックすべきか」

2種類あるコレステロール。動脈硬化と関連するコレステロールを知りたいと思っています。

LDLコレステロールを抑えると動脈硬化になりにくいのでしょうか?それともLDLコレステロールを抑えても、そのほかのコレステロール値に異常があれば動脈硬化のリスクは変わらないのでしょうか。

コレステロールにはLDLコレステロールとHDLコレステロールの2種類があります

動脈硬化とコレステロールに深い関係があることは既にご存知の方も多いのではないでしょうか。コレステロールにも種類があり、善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があります。増えすぎると動脈硬化の原因になるのはLDLコレステロールです。

LDLコレステロールは、細胞の中に取り込む事が出来なかった余分なコレステロールを血管の中に放置しています。これが血管壁にくっつき動脈硬化を引き起こす要因とされているため、別名悪玉コレステロールと呼ばれています。(看護師)

善玉コレステロールと言われるHDLコレステロールが少ないのも動脈硬化を引き起こす原因になります。

善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールは、血管壁の余ったコレステロールを肝臓へ戻し、動脈硬化を進行させないように働きます。そのためHDLコレステロール低いと動脈硬化を引き起こすことがあると言われています。(看護師)

その他中性脂肪にも注意が必要です。

他に動脈硬化を引き起こすものとしては中性脂肪があります。中性脂肪は多くなりすぎると肥満脂肪肝をきたし、動脈硬化を引き起こすもとになるからです。(看護師)

いかがでしたか?LDLコレステロールが高い、HDLコレステロールが低いと動脈硬化のリスクになることが分かりました。職場での健診や人間ドックの血液検査の際、ぜひ参考にしていただきたいですね。またLDLコレステロールの高値が指摘されても治療として、食事療法・体重の是正・禁煙・運動療法を行えば、動脈硬化を予防することができます。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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