薄毛

2015/01/29

プロペシアの副作用で肝臓に障害がでるのは本当か?

プロペシアの副作用で肝臓に障害がでるのは本当か?

プロペシアはCMなどの効果もあり、薄毛の治療法としては一般的に普及し始めています。多くの薬は副作用として肝臓への障害があらわれることがあります。プロペシアでも肝臓に障害がでるのでしょうか。

50代男性からの相談:「プロペシアの副作用で肝臓に障害がでる」

プロペシアを使用していると、肝障害が出ることがあると聞きました。副作用としてはかなり深刻だと思うのですが、具体的にどんな影響が出るのでしょうか?また、この副作用はどれぐらいの頻度で起こるのでしょうか。飲むのをやめたら直るのでしょうか?

プロペシアの肝機能障害発生率は他の薬と比べると少ない

プロペシアにも肝機能障害の副作用がありますが、そもそも薬の多くは肝臓へ負担をかけるもので、肝機能障害という副作用のリスクを持ち合わせています。プロペシアは肝機能障害のリスクはあるものの、そういった背景をもとに考慮すると、他の薬よりも発生率は少ないと言えます。ただしその他の副作用である、性欲減退やED(勃起不全)などもあるので、副作用全部の発生率ではないことには注意が必要です。

肝機能障害は多くの薬の副作用としておこりますどんな薬やサプリにも副作用はあります。薬の副作用として、胃腸障害や肝機能障害は代表的なものです。特に、長期にわたって使う薬ですから、副作用には注意しなければなりません。(看護師)
プロペシアの副作用について、ある研究の結果、プロペシア1㎎を1年服用した場合5%、2~3年の服用で1.6%の発生率で副作用がみられたと言われています。プロペシアの副作用には、肝機能障害の他に、性欲の減退、乳頭や胸の張り、ED(勃起不全)などもあり、これらの副作用も現れた数字であり、肝機能障害だけに限ると、少ない確率と言えます。(看護師)

ただし実際に肝機能障害が発生したという報告もあり

肝機能障害の副作用が他の薬よりリスクは低いものの、実際に発生したという報告もあります。もともと肝機能が低下していたり、お酒を飲んでいる場合は服用はしないほうが良いでしょう。

しかし、この結果は臨床試験によるもので、実際に市販のプロペシアを服用した方の中には、重篤な肝機能障害が起こった報告もあります。副作用が現れた場合は、服用を中止すると改善されますが、発見が遅れた場合は、肝炎や肝硬変などの重篤な疾患に移行することもありますから、使用される場合は、事前に肝機能の検査をし、医師の診断のもと使用されたほうがいいですし、定期的に検査を受けることも必要です。(看護師)
もともと肝機能が低下している場合は、服用しない方がいいです。お酒を飲むのでしたら、止めるか、控えなければなりません。(看護師)
また、プロペシアは、男性ホルモンを抑える働きがあり、もともと、前立腺疾患の治療薬として使われていました。副作用に増毛効果があったため、最近は薄毛の治療薬として注目され、効果が高いと言われています。検査を受ける際には、肝機能と一緒に、前立腺の検査も行った方がいいでしょう。(看護師)

プロペシアの肝機能障害については、他の薬と比較しては低いものの、起こりうる一つの副作用です。お酒を飲んだり、肝機能が低下している場合などは、特に服用を控えるようにしましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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