薄毛

2015/01/26

プロペシアでAGAを治療するうえで知っておきたいことまとめ

プロペシアでAGAを治療するうえで知っておきたいことまとめ

AGAを治療する際に利用されるプロぺシアですが、服用する前にはどのようなことを知っておく必要があるでしょうか?ここでは、プロペシアに関する内容をまとめて記載しています。

プロペシアとは?

プロペシアはMSDという製薬会社から発売されている、AGA(男性型脱毛症)の治療薬です。フィナステリドという成分がAGAへの効果を認められたのが1997年で、日本では2005年から発売が開始されています。もともとフィナステリドは前立腺肥大の治療薬として開発されましたが、髪の毛の成長が見られることから、AGAの治療薬としても処方されるようになりました。

どこで手に入るのか?

プロペシアは、医師の処方でしか手に入れることができません。したがって、病院へ行ってAGAかどうか診断してもらう必要があります。診療科としては主に皮膚科、泌尿器科が対応できるので、近くのクリニックや病院で該当の診療科に行くと良いでしょう。またAGA専門のクリニックなども登場しており、プロペシア以外にも様々な方法を取りいれ、より積極的な治療を行っています。積極的に薄毛を治療していきたい場合は、専門のクリニックへ行くと良いでしょう。

なお一部の通販などで、海外で流通しているフィナステリド入りの薬が販売されていることもあります。しかし、偽造品が多く含まれている可能性もあり、また日本で個人の責任で海外の薬を利用した場合、何か副作用が出たとしても病院では対応できない可能性があります。特にプロペシアはいくつか副作用の報告がされている薬であり、医師の経過観察のもと薬を処方する必要があります。

どのような働きをするのか?

プロペシアに含まれるフィナステリドには、5αリダクターゼという酵素の働きを抑える作用があります。AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)という悪性の男性ホルモンが原因ですが、髪の発育には影響のないテストステロンという男性ホルモンがこの5αリダクターゼという酵素によってDHTに変換されます。DHTが増えるとヘアサイクルが短くなり、髪の毛が成長しないまま抜け落ちていきます。これがAGAの症状であり、AGAはDHT、あるいはテストステロンをDHTに変換する5αリダクターゼをの作用を抑えると、進行を抑止することができます。プロペシアにはこのような作用によってAGAの進行を抑止し、薄毛を治療しているのです。

どれぐらいの期間で効果がでるのか?

AGAはヘアサイクルが短くなり、すぐに髪の毛が抜け落ちることで薄毛になります。そしてプロペシアはこのヘアサイクルを正常に戻すよう働きかけます。髪の毛を生やすわけではないため、実際に髪の毛元に戻るには少し時間がかかります。多くに人は半年ぐらいで効果を実感し始めるといわれています。国内で行われた試験によると。プロペシア(1mg)を1年間飲み続けた結果58%の人に改善の効果が認められ、さらに2年間使用すると68%、3年間で78%と、継続的に使用することでより多くの人に効果が見られています。ここでは、AGAをプロペシアで治療する場合は、多少時間がかかるということを理解しておきましょう。

どれぐらいの効果がでるのか?

プロペシアの効果は人によっても様々で一概にはいえません。多くの人に効果が認められたという報告もありますが、後退していた生え際に少しだけ産毛が生えてきたものも、効果として定義していることが多いです。作用の仕方からも、どちらかというと進行を抑止するような働きをするため、劇的に髪の毛が生えてくるわけではありません。治療を始める際の症状の進行度によっても関わってきます。かなり進行してしまっている場合だと完治は難しく、なるべく早期に治療に取り組むほうが良いと言われています。

効果的に利用するには?

プロペシアを効果的に服用する方法ですが、まず守っておきたいこととして以下の点が考えられます。

・成分の血中濃度を保つためにも、なるべく同じ時間で、飲み忘れのないように服用する
・お茶に含まれるカテキンで効果が半減することもあり、なるべく水や白湯で服用する
・うまく働かなくなる可能性もあるため錠剤は割って服用しない

特に効果があったという研究報告がなされているわけではありませんが、髪の毛が成長する睡眠時間(22時~深夜2時ごろ)の前に服用すると、より効果が出るのでは、という声もあります。服用時間については特に禁止されているタイミングもないため、試してみてもよいでしょう。

副作用については?

プロペシアだけではなく他の薬もそうですが、薬には副作用がつきものです。プロペシアの副作用については、肝機能障害、乳房肥大、性欲減退などが挙げられます。発生頻度としては、性欲減退が1%以上5%未満、勃起不全が1%未満、その他の肝機能障害や乳房肥大などは国内での発症頻度は不明ですが、海外などでは報告されています。副作用が出た場合は、すぐに適切な処置を行う必要があります。薬を処方してもらうために定期的に医師の診察を受けると思いますが、異常を感じた場合はなるべくすぐに相談するようにしましょう。

そのほか気をつけておきたいことは?

いくつか気をつけておかなければならないことがあるため、医師の話をよく聞いておきましょう。ここでは、簡単に気をつけたおきたい例を挙げておきます。

・全ての人に効果があるわけではありません。もちろん効きにくい人もいます。また、まだ明らかにはされていませんが、飲み続けることで耐性があるという憶測もあります。根拠がないため分かっていないことが多いということも理解しておきましょう。
・女性禁忌の薬のため、女性は服用できません。また、妊婦および授乳中の女性が誤って服用してしまった場合、胎児や幼児に影響を及ぼす可能性があります。男性でもパートナーが妊娠や育児を行っている場合は、取り扱いに注意しましょう。
・前立腺がんの検査で、指標となる値を一時的に下げる作用があります。つまり、服用している場合は、値が低く出てしまい検査で見逃す可能性があります。検査を受ける場合は必ずプロペシアを服用していることを伝えましょう。

もともと薄毛の治療は非常に困難とされていましたが、少しずつ研究が進み、こうして薬で治療することも可能となってきました。薬には副作用などもあり、医師のもと正しく服用するようにしましょう。

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