処方された鎮痛剤が効かない! どうすればいい?

  • 作成日:2017.07.24
  • 更新日:2017.07.18
健康

身体の異常を治療する際に処方されることもある鎮痛剤。それが思ったような効き目を発揮してくれない時、それを伝えられない人がいます。このような時、どのように対処すればいいのでしょうか。

20代男性からの相談:「処方されている鎮痛剤が効きません」

現在、肩関節周囲炎(右上腕二頭筋長頭腱炎)にて整形外科に通院中です。2年ほどリハビリと並行してスベニールディスポ関節注(関節腔)および25mg非ステロイド系消炎鎮痛薬(ロルノキシカム)とレバミピド製剤を処方されていますが、正直なところ鎮痛作用があまり得られておりません。
私自身引っ込み思案な性格でして、主治医の先生に打ち明けられずにいるのですが、このような場合どのような薬剤への変更が考えられるでしょうか。

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鎮痛剤の効果が見られない時の対処法

処方された鎮痛剤がなかなか効かない時、私たちはどのようにすべきなのでしょうか。専門家にお聞きしました。

非ステロイド性消炎鎮痛薬は、シクロオキシゲナーゼという酵素の働きを阻害して、体内の炎症や痛み、熱に関わるプロスタグランジンという物質が合成されるのを抑え、炎症や痛みを抑え、熱を下げます。ステロイド以外の抗炎症薬を総称して、非ステロイド性消炎鎮痛薬といいます。(薬剤師)
非ステロイド性消炎鎮痛薬は、数多くの薬が臨床で使用されています。効果の発現が比較的早いけれど、持続時間が短いもの、持続時間が長く、服用回数が少なくてすむもの、消炎、鎮痛、解熱効果をバランスよく平均して有しているもの、胃腸障害などの副作用が比較的少ないものなど、それぞれの薬に特徴があり、症状や患者さんの状態に応じて使い分けがされます。(薬剤師)
ロルノキシカムは、肩関節周囲炎に対して、1日3回1回4mg食後に服用、年齢症状に応じて増減可能で、1日18mgが限度とされています。(薬剤師)
現在、鎮痛効果があまり得られていないとこのとですので、今後の服用に関して、現在服用中の用法用量をご確認され、増量が可能であれば、増量してみる、増量しても効果がない、または、増量は不可能な場合は、他の非ステロイド性消炎鎮痛薬へ変更を検討するなどが考えられます。(薬剤師)
しかし、勝手に服用量を変更したり、薬を変えることは危険です。通常、痛みは、本人が訴えなければわからない症状ですので、早期に主治医の先生に相談し、投与量または、薬剤の変更を検討してもらいましょう。(薬剤師)
ご質問内容からだけでは、安易にこの薬剤への変更が良いという進言はできかねます。一番大切なことは、主治医の医師との信頼関係です。主治医の医師も、患部を視るだけで治療方針は決められません。患者さんの声(効果を感じているのか、不快な症状はないのかなど)も、とても大切な診断材料とし、治療方針を決められています。(薬剤師)
ですので、効果を感じられていないと伝えるのは、いけない事と感じるのではなく、とても大切な情報を伝えていると考え、率直に感じていることを主治医の先生に伝えてください。(薬剤師)
もし、どうしても先生には伝えづらいようでしたら、一緒に処置をしてくれている看護師さんに相談してみる、あるいは、セカンドオピニオンとして、別の整形外科を受診してみるというのも一つの方法です。(薬剤師)

性格的な問題はともかくとして、現状の治療について何も言わなければ医師はその方針を維持するでしょう。異常があるにもかかわらず、それを伝えないことは、自分自身の健康を害する引き金にもなりかねません。後悔は先に立ちません。今のうちに伝えられることは今伝えておくべきでしょう。

今回の場合は、命に関わるようなものではないと考えられますが、何かしらの問題があった時に、医師の責任が問われるというケースも出てくるでしょう。あなたが伝えないばかりに問題が大きくなっていくこともありえるのです。

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