健康

2015/01/24

前立腺がんの初期症状とは、どんな症状か?

前立腺がんの初期症状とは、どんな症状か?

男性が歳を取ると気をつけておきたい病気の一つに、前立腺がんがあります。前立腺がんは早期発見で根治可能と言われていますので、なるべく早く気づきたいですが、具体的にはどんな初期症状があるのでしょうか?

50代男性からの相談:「前立腺がんの初期症状について」

前立腺がんの初期症状にはどんなものがあるのでしょうか?頻尿なども初期症状に当たるそうなのですが、昼夜を問わず頻尿であれば初期症状の可能性があるのでしょうか?最近頻尿気味で歳だからと思っていたのですが、前立腺がんの初期症状の可能性もあると聞いて少し不安になりました。

前立腺がんには初期症状はほとんどない!?

前立腺がんは年齢で言うと、高齢の男性によく見られるがんです。男性のがん死亡数の約5%程度が前立腺がんと言われています。高齢になるほど気をつけたい前立腺がんですが、残念なことに初期症状はほとんど見当たらないということでした。

また、よく頻尿などが前立腺がんの初期症状と思われていることもありますが、実は合併症である前立腺肥大が引き起こす症状のようです。昼夜の頻尿よりも夜間頻尿で、残尿感や排尿困難な症状が同時に起きている場合は、前立腺肥大の可能性が高いと言えます。

実は、前立腺癌自体は、初期~中期では特徴的な症状は見られないのです。おっしゃっている頻尿は、前立腺癌と合併しやすい前立腺肥大がもたらす症状なのです。なかでも夜間頻尿や排尿困難、他にも残尿感などがそれにあたります。ですので昼夜頻尿の状態とは異なります。これらの症状は一般的に加齢とともに出現するので、症状だけでは前立腺癌であると診断することは不可能です。(看護師)

前立腺がんを予防するには?

前立腺がんは初期症状がほとんどないため、自覚することは非常に難しいです。ただし、現在はPSA検査という、前立腺がんを早期に発見する検査も登場しています。前立腺がんの早期発見は、この検査を受けることで可能となります。

また、なるべくリスクを抑えたい場合は、脂肪の多い食事を避けることです。遺伝的になりやすい人も一定数いますので、自分の体質をチェックしておくことで予防すべきかどうか判断するとよいでしょう。

脂肪を含む食事の日常的な多量摂取は前立腺癌の危険因子とされていますので食事内容の聞き取りや、病歴や遺伝の確認などを行いながら検査をして診断を下すのが一般的といえます。(看護師)

前立腺がんは初期症状がほとんどありません。その代わりに、早期発見の検査もありますので、早ければ50歳から受けておくと安心でしょう。食生活を気をつけておけば予防にもつながります。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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