健康

2017/07/14

砂糖と人工甘味料が身体に与える影響とは…人工甘味料はなぜマズい?

砂糖と人工甘味料が身体に与える影響とは…人工甘味料はなぜマズい?

人工甘味料とは、食品の成分表で表示している物で、アスパルテーム・アセスルファムk・スクラロースの名前で書いてあるものです。人間が甘いと感じる物質で、人工的に生成したものです。カロリー0のジュースなどに大量に入っており、糖を摂取したくない人のための糖の代用品として作られた化学物質です。


砂糖と健康


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砂糖は味を甘くするものですが、現在、砂糖は料理の基本になる調味料として使用されています。

白砂糖・グラニュー糖・粉糖・黒砂糖・三温糖・きび砂糖・ざらめ・氷砂糖・角砂糖など、砂糖はさとうきびから作られています。

調理方法により、砂糖の種類を変えて料理する人が多いです。


砂糖のメリット

糖分を摂ることで、神経を整えたり疲れをとったりします。炭水化物と同じようなもので、脳に必要なエネルギー源となるブドウ糖にも変換されます。

脳は人が摂取するエネルギーの24%消費します。脳が稼働するのは、唯一ブドウ糖がエネルギーです。

しかも、脳に蓄積されるブドウ糖の量はごくわずかしかできないので、常に補給しないといけません。脳の動きをよくする神経伝達物質のひとつセロトニンの合成を促進するため、記憶力のアップにも繋がります。


砂糖のデメリット

砂糖は生成食料品で、身体に入ると代謝が起こります。その時に問題が2つ起こります。

1、血中の糖濃度が急激に上がる

糖に必要な栄養素です。砂糖は体内に入るエネルギーである、ブドウ糖に変わりその変換過程がスムーズですが、スムーズすぎるため過剰摂取をしても体はこの代謝を止めることができず、血中にブドウ糖が大量に存在することになります。

糖は血液中に多く存在すると血管を傷つけることがあります。インスリン物質が糖をエネルギーに変えたり脂肪に変えたりしますが、頻繁に糖の摂取が続くと体に負担をかけます。

2、必要な栄養素を奪い取る

砂糖は、代謝されるときにビタミンやミネラルの栄養素が必要なのですが、精製されるための代謝に必要な栄養素は持っていません。

糖は身体に蓄積されている栄養素を使って代謝されます。ただでさえミネラルやビタミンの摂取が少ない現代人は、糖代謝にかかる身体の負担は大きいです。

ポイント

  • 砂糖は脳のエネルギー源になる
  • 糖代謝で多くの栄養素が失われる

人工甘味料と健康


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人工的な化合物は、天然の甘さと同じ、私たちの味覚芽に影響を与えます。人工的化合物の分子構造は天然のとは違ってますので、人間の受容器官に攻撃的な結びつきをしています。


人工甘味料の種類

人工甘味料は人工的に合成し作った甘味料のことで、食品衛生法によって規定されています。アスパルテーム・スクラロースなどが合成甘味料です。

これらは高甘味度甘味科といい、天然には存在しません。砂糖より甘味度が高く、数百~数千倍の甘味を有する物質です。甘味度が非常に高いので使用量が少なくてよく、結果低カロリーとなります。

キシリトール

天然にも存在する添加物の人工甘味料です。虫歯の予防ができると考えられています。

アスパルテーム

砂糖の100~200倍の甘味を持つ甘味料です。食品表示では、L-フェニルアラニン化合物と表記しています。安全性はというと、がん、脳腫瘍・白血病との関連も強く疑われています。

アセスルファムカリウム

砂糖の130~200倍の甘さです。

サッカリン

砂糖の200~300倍の甘さで水に溶けにくい性質があります。発がん性があるといわれていた時もある物質です。

スクラロース

砂糖の約600倍の甘さを持ちます。苦味や渋みがなく、甘味で後引きがあり、砂糖に似たまろやかな甘味質があります。摂取しても虫歯にならない、血糖値やインスリンに値に影響しないといった特徴があります。

安全性についてですが、138℃以上加熱すると有害な塩素系ガスが発生することが分かっています。

ネオテーム

砂糖の7,000~13,000倍の甘さで、アルコール類に溶けやすいものの、水には溶けないという性質があります。

アドバンテーム

砂糖の14,000~48,000倍の甘さを持つ強烈な甘味料です。最近になって認可されたもので、安全性は不明です。


人工甘味料のメリット

 

水溶液中で優れた耐酸性・滞熱性・耐光性・長期保存安定性が優れているために一般食品加工に適しています。スクラロース自身は、非齲蝕性(ひうしゅくせい/齲蝕とは、細菌が口内の糖分から生成した酸で起こる歯の欠損。非齲蝕性とは、酸の生成が行われないことを意味する)で、虫歯の原因とはなりません。


人工甘味料のデメリット

人工甘味料はスクラロース・アセスルファムカリウム・アスパルテーム・L-ファニルアラニン・サッカリンNaなどの危険性は知られていないですが、成長期の子供の発育障害・妊婦さんの下痢・嘔吐など、摂取量により異なりますが、身体によくありません。

妊婦さんの場合は、人工甘味料は避けて適量な砂糖や果物からの果糖を摂ることをお勧めいたします。

糖尿病・生活習慣病のリスクが高まる

糖尿病のリスクを高める可能性が高いといわれています。人工甘味料入りの水を飲んだら糖尿病につながり、耐糖能障害が起きやすいと考えられています。

生活習慣病のリスクが高まり、病気につながることもあります。

腸内環境のバランスを崩す

人工甘味料によって代謝異常になり、腸内菌のバランスを崩すことによって、腸内環境が悪化する恐れがあります。

カロリーゼロなのに太る

人工甘味料により血糖値が上がりインスリンが分泌されるため、体内に脂肪を蓄えることになってしまいます。つまり、カロリーゼロにもかかわらず逆に太るということになります。

依存性の副作用がある

脳の誤作動を起こさせるのが人工甘味料です。麻薬性を持ち、摂取しないとイライラや興奮を制御しにくいということが起こる可能性があります。

人工甘味料にはコカイン以上の強い依存性があり、依存すると食べないと落ち着かない、どんどん食べたくなる、過量に買ってしまうといった影響が現れるようになります。

下痢

下痢の副作用が出る可能性があります。人工甘味料は天然にないので、人間の消化酵素で分解できないのです。

ポイント

  • 人工甘味料の中には砂糖よりも数万倍の甘さを持っているものがある
  • 人工甘味料には多くのデメリットがある

砂糖と人工甘味料ではどちらが身体によくない?


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砂糖と人工甘味料、どちらも摂取量により体に良くないです。

カロリーの面だけで見ると、砂糖はご飯の2倍あります。砂糖はダイエットに不向きです。人工甘味料はカロリーが0なので、ダイエットに良いと考えられます。もちろん、量によっては上で紹介したようなデメリットが起こることもあります。

ポイント

  • 砂糖も人工甘味料も摂りすぎはよくない

人工甘味料はなぜマズいのか?


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人工甘味料は砂糖と比べて美味しくないといわれることがあります。なぜそのようなことが言われるのでしょうか。

舌には、味覚センサーがあります。基本は5つ、甘味・旨味・塩味・酸味・苦味があります。これを、センサーにかけて測定したら、人工甘味料と天然甘味料の違いが出てきます。

天然甘味料は時間の開きがなく、食べてすぐに甘いと感じますが、人工甘味料は最初に苦味が出て、それから徐々に甘味に変わるのです。

人工甘味料がマズいといわれるのは、食べたり飲んだりして真っ先に苦味が来るからです。天然の甘味料のような、食べてすぐに甘味が来るほうが、人間の味覚には好まれるようです。

しかし、コーヒーに入れると、人工甘味料の苦み成分よりコーヒーの苦み成分のほうが強いため、人工甘味料独特の苦みは感じられなくなります。飲み始めて1分後経過では、人工甘味料も天然甘味料も格差は少ないです。

ポイント

  • 人工甘味料がマズいのは、苦味がくるから

まとめ


人工甘味料は強力な甘味で少量で甘さを得られる一方、健康にとってはマイナスな面があります。しかし、それは砂糖についても同じように言えることです。どのような物質も多く摂りすぎれば健康を害する毒になるのです。砂糖にも人工甘味料にもメリットとデメリットがありますので、どちらも摂りすぎることのないように注意していきましょう。

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