健康

2015/01/22

頻尿で疑われる病気は何?

頻尿で疑われる病気は何?

トイレが近いのは病気が原因なのでしょうか?昔から頻尿だったという男性。これまでそういうものだと思ってきましたが、ある日これは病気なのではないかと気になるようになったといいます。どんな病気の可能性があるのでしょうか?

30代男性からの相談:「頻尿で疑われる病気について」

昔からトイレが近かったので、あまり気にしていなかったのですが、頻尿の場合、実は何かの病気という可能性はあるでしょうか?もしそうだとすると、どんな病気が疑われますか?

いろいろな可能性あり。一度泌尿器科で検査を。

相談者の状況からみて過活動膀胱ではないかとの意見が寄せられました。もっとも他にも複数の可能性が考えられ、一度検査をした方がいいとのアドバイスもありました。

以前からであれば急性の前立腺の炎症や、30代から始まることもある前立腺肥大ではなさそうです。可能性の1つは過活動膀胱で、主な症状は急な尿意があって漏れそうになったり、トイレに間に合わずに漏れたり、1日10回以上の頻尿や夜中に何度も排尿する(夜は0回が正常)などがあります。膀胱の排尿筋が過剰に収縮してしまうことが原因で、多くの人が悩んでいます。(看護師)
頻尿の原因はさまざまですが、過活動性膀胱、残尿、尿路感染・炎症、腫瘍、心因性にわけることができます。(看護師)
過活動膀胱とは、膀胱に尿が十分に溜まっていないのに尿がしたくなり、我慢ができない状態です。脳卒中、パーキンソン病などの脳や、脊髄の病気、前立腺肥大症による排尿障害のために膀胱が過敏になるなどの原因で発生します。(看護師)
残尿とは、排尿後も膀胱に尿が残る状態をいいます。前立腺肥大による排尿障害が進行すると、残尿が発生します。(看護師)
糖尿病、腰部椎間板ヘルニア、直腸がんの手術などで、膀胱を収縮させる神経が障害されると排尿障害が発生します。そして、膀胱炎や前立腺炎などの尿路感染が起こると、膀胱の知覚神経が刺激されて頻尿になります。膀胱がんもまれに頻尿がみられます。(看護師)
心因性頻尿は、膀胱・尿道の病気がないにも関わらず、何回もトイレに行ってしまう状態です。このように原因がさまざまなため、一度医師に相談するとよいかもしれません。(看護師)
膀胱や前立腺に何らかの構造的な異常があり、尿を溜めておくことができないことも考えられます。原因を明らかにするために泌尿器科を受診し、検査を受けられることをお勧めします。(看護師)

同じ頻尿でも原因はさまざま。原因次第で対処法も変わってきます。原因を知るために、まず病院で検査するのがよさそうですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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