メンタル

2017/07/07

不安を和らげる薬を教えて下さい

不安を和らげる薬を教えて下さい

不安を強く感じやすい人にとっては、毎日は心の揺れ動きの激しいもの。そのことで心労が積み重なってしまうこともあります。そんな時に不安を和らげる薬にはどのようなものがあるのでしょうか。そもそも、そういった薬は効果的なのでしょうか。

50代男性からの相談:「不安を和らげる薬などはあるのでしょうか?」

不安症とでもいうのでしょうか。毎日ではありませんが、何を思うにつけ、するにつけ細かなことで不安になる時があります。
例えば、鍵は閉めたかと確認するのはいいのですが、ちゃんとしまっているのに何度も動かしてしまう、ポケットに忘れ物はないかと手を入れて、まさぐり確認するのを何度も繰り返したりします。他にもあげたら切りがありません。
また、先々の仕事や健康問題、夫婦関係、子供の進路や結婚観なども、不意に心配になって落ち込むことがあります。他にも、初めて行く場所や初対面の人に会う前なども不安になり、緊張することがあります。
若い時分は決してそうではなくもっと積極的で、ある意味でお気楽なところがありました。不安を少しでも和らげる方法や薬はあるのでしょうか。ぜひ教えていただきたいです。

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不安を強く感じている時に薬は有効なのか?

不安を感じている時に薬が必要か否か。専門家にお聞きしました。

いろいろなことが気になって、不安を感じてしまうのですね。不安は次の不安や心配を連れてくるため、あれもこれも気になって苦しいですよね。不安は、経験値が上がるほど、強くなってしまう場合があります。それは、様々な知識や経験が増えた分だけ若い時には考えなかったリスクや限界に目を向けるようになるためです。(心理カウンセラー)
不安は、疲れや自分の思考の癖によっても強くなります。まずは、不安で何かを確認するときには、漫然と確認するのではなく、意識してカギをかける動作を行います。意識化することが、不安を解消する一つの方法です。私もカギをかけたか不安になり、家に戻ることはあります。ですが、確認するのは一度と決め、その一度は記憶にしっかりとどめられるように指先確認を行っています。(心理カウンセラー)
また、先々の不安は誰もが抱えているものです。できる範囲で準備した以上のことが起こっても、あなたの責任ではないですし、先が見えてしまうことは楽しみがなくなることでもあります。(心理カウンセラー)
不安を和らげる薬もありますが、お薬だけでは不安になる気持ちを完全には抑えることが難しいことが多いです。それよりも、今の自分の体調を整えることー運動や食事、適切な睡眠をとることも、不安に負けない心づくりになります。(心理カウンセラー)
不安に感じたことが現実になったことはほとんどないというのが客観的事実です。不安は、考えれば考えるほど、脳が刺激され不安を呼び起こします。(心理カウンセラー)
マインドフルネス呼吸法を実践してみることや、不安にとらわれない自分であることを意識すること、時にはカウンセリングを受けるなども、不安とうまく対処する方法です。(心理カウンセラー)
不安な気持ちが強くなり生活に支障が起こっている場合を不安障害といい、心の病気の1つです。不安障害には、何度も確認してしまったり、何度も手を洗ったりするなど、同じ行為を何度も繰り返す強迫性障害や、ありとあらゆることが不安の対象であったり、漠然とした不安に常にさいなまれている全般性不安障害、人と接することに不安を感じる社交不安障害などがあります。(医師)
相談者様の場合、何度も確認行為を行う強迫性障害、先々のことが何でも気になり不安になってしまう全般性不安障害、人と会うことに不安を感じる社交不安障害と、複数の不安障害の症状があるようです。(医師)
不安障害は、薬やカウンセリングなどの適切な治療を受けることで改善しますので、なるべく早くに心療内科、もしくは精神科を受診されるのが良いかと思います。(医師)

薬は、とりわけ、精神に作用する薬はその状態を治すものではないことが多いです。現状を何とか押しとどめ、一時的に悪い状態を抑え込んでいるにすぎません。不安を感じやすいということは、根本的な考え方や脳の状態がマイナス方向の思考を持ちやすいということです。そういった人の場合は、薬はあくまでその場しのぎにすぎません。

カウンセラーなどによる認知行動療法などで考えの根本を修正する必要がある場合もあります。そのあたりは、専門家に相談し、方針を決めていくといいでしょう。薬に頼るという考え方自体が、正常な状態とはいいがたいことをまずは知っておくといいかもしれません。

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