豆乳にはコレステロールを下げる効果があるって本当?

  • 作成日:2015.01.20
  • 更新日:2017.09.22
健康

コレステロール値が高いと、動脈硬化や心筋梗塞の原因となるため、日頃から気にしている人もいるのではないでしょうか。

豆乳はコレステロールを下げる効果があるらしいのですが、どのぐらい飲めばよいのでしょうか。

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30代男性からの相談:「豆乳でコレステロールを下げることは可能?」

豆乳を飲むと、コレステロールが下がるそうです。

どのくらいの効果が、期待できるのでしょうか。

トクホの商品もあり、値段もそこまで高くないので続けられそうですが、どの程度コレステロールが下がるのかを知りたいです。

効果の程は、商品や人によって異なる

服用期間と、どの程度飲めば効果があるかについては、個人差があります。

トクホだからと言って、すぐに効果が出るわけではありません。

長い時間をかけて、飲み続けることが大切なようです。

効果は、トクホの商品とその人の体質によって異なります。

豆乳を飲み続けて、正常値になったという人もいます。

悪玉コレステロールが多くなると身体に悪影響を及ぼします。

動脈硬化や脳出血などの病気にかかるリスクが高くなるため、コレステロールの値を正常に近づけることはとても大切です。

(看護師)

いくらトクホの健康食品といえども、効果はすぐには現れません。

また、普段の食生活が暴飲暴食で酷ければいくら豆乳を飲んでも効果は一向に現れない可能性もあります。

きちんと食生活を見直した上で、そのようなものを飲み始めた人でも、効果が現れるまで、最低3カ月はかかります。

そのため、長い時間をかけて飲み続けることが大切でしょう。

(看護師)

豆乳がコレステロールを下げるといわれるワケ

なぜ豆乳は、コレステロールを下げるといわれているのでしょうか。

そこには、4つの栄養素が関わっています。
その4つの栄養素とは…

  • 大豆イソフラボン
  • 大豆たんぱく質
  • サポニン
  • レシチン

この4つの栄養素が、コレステロールを下げる働きをしているといわれています。

それでは、1つ1つの栄養素について見ていきましょう。

大豆イソフラボン

大豆に含まれる「ダイゼインゲニステイングリシテイン」の3つは、大豆イソフラボンとして知られています。

イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンのような作用をもたらすと考えられ、フィトエストロゲンと呼ばれています。

2009年の「大豆イソフラボンの有効性とリスク」のなかでは、イソフラボンの働きについて次のように述べられています。

大豆イソフラボンは、LDLレセプターの活性を高めてLDLコレステロールの代謝を高めることが報告されている。

またイソフラボンには、抗酸化作用もありマウスで大豆イソフラボンによる抗酸化酵素系の活性上昇も報告されている。

さらに、血小板活性の抑制や血管上皮細胞の増殖抑制なども報告されている。

したがって大豆・大豆加工品の摂取は、血中コレステロールの低下とともに、動脈硬化の進展に抑制的に働く可能性がある。

引用:日本栄養・食糧学会誌 大豆イソフラボンの有効性とリスク

大豆イソフラボンには、コレステロールを下げ、動脈硬化をも抑制することが報告されているのです。

大豆たんぱく質

植物性のたんぱく質であるメチオニンは、コレステロールを下げる働きがあるといわれています。

メチオニンは、体内で生成されない必須アミノ酸です。

大豆にも含まれていますが、豆腐ではより多く含まれています。

サポニン

サポニンは、高比重リポたんぱく(リポタンパク質)の吸収を阻害する働きを持ちます。

高比重リボたんぱくとは、コレステロールを含む球状の分子構造体のことです。

高比重たんぱくは、その大きさに従って5つに分類されます。

  • カイロミクロン
  • 超低密度リポタンパク質(VLDL)
  • 中間密度リポタンパク質(IDL)
  • 低密度リポタンパク質(LDL)
  • 高密度リポタンパク質(HDL)

低密度リポタンパク質(LDL)というのが、おなじみのLDLコレステロール=悪玉コレステロールなのです。

レシチン

レシチンは、上で紹介した高比重たんぱくの結合に必要な物質です。

つまり、血中のコレステロールを吸着する働きがあるのです。

卵や大豆に多く含まれており、市場ではその原料に基づいて、卵黄レシチン・大豆レシチンと分類されています。

異常の栄養素が大豆には、豊富に含まれていることで「大豆=豆乳はコレステロールを下げる」といわれているのです。

ほかにも、コレステロールを下げる働きのある物質は存在します。

そのもっとも代表的なものが、青魚などに含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)です。

DHAやEPAを効率よく摂取することで、健康診断も怖くありません。

日頃の食生活を見直してみましょう!

豆乳以外にも、コレステロール値を下げる食べ物はたくさんあります。

普段の食事メニューの見直しで改善できることもあるので、試してみてはいかがでしょうか。

コレステロールを下げる効果があるものとして、青魚に含まれるDHAやEPAがあります。

DHAやEPAは、サンマ・イワシ・アジ・マグロ・ブリなどに含まれています。

食物繊維は、コレステロールの吸収を妨ぐ効果があり、お酢はコレステロールを抑制する効果があります。

豆乳だけでなく、これらの食物をうまく取り入れることが大切です。

(看護師)

食事内容や食事時間を改善すると、より高い効果が期待できます。

そのため、最初は食生活の見直しをしましょう。

また定期的に内科に受診し、自分のコレステロールや肝臓、血管のつまりの状態をきちんと把握しておくことが大切です。

(看護師)

薬や豆乳などを飲んでいても、コレステロールを上昇させる物を食べていたら効果は出ません。

そうしているうちに血管が詰まり、脳に重い障害を残す場合もあります。

これをよい機会と思い、食事を見直してみてください。

(看護師)

豆乳で、コレステロールが下がったという人もいます。

効果は人それぞれで、ある程度の時間が必要なようです。

豆乳も良いですが、普段の食事がとても重要なため、1度食生活の見直しをするのもよいでしょう。

また、一切食べないようにするというよりも、食事内容や運動などでコレステロールを下げることも大切です。

コレステロールを下げる食生活や運動について、詳しく知りたい人は以下の記事がおすすめです。

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