健康

2015/01/20

頻尿に残尿感……前立腺肥大症の症状緩和には何が効く?

頻尿に残尿感……前立腺肥大症の症状緩和には何が効く?

年とともにリスクが高まる前立腺肥大症。夜中に何度もトイレに起きたり、頻繁に行きたくなるものの量は出ず、残尿感があるといった症状があります。こういった症状をおさえるのに何か効果的なものはないでしょうか?食事や漢方で改善できないものでしょうか?

50代男性からの相談:「前立腺肥大による症状の緩和方法について」

前立腺肥大症にはどんなものが効果がありますか?食事で解決できるのでしょうか?漢方薬も効果があると聞いたのですが、どんなものを飲めばよいのでしょうか?

イソフラボンと亜鉛がオススメ。漢方は専門家に相談を。

前立腺肥大にオススメの食材はいろいろあるようです。漢方は素人判断できないため、専門家に相談した方がよい、との意見が寄せられました。

前立腺肥大の改善によい食べ物は豆類などイソフラボンが含まれる食材です。身近な食材としては、納豆、豆腐、豆乳、みそなどがあげられます。亜鉛を含む食材、かき、ほたて、納豆、レバーなどと一緒にとることで、より効果がアップします。(看護師)
亜鉛は前立腺に多く含まれるミネラルで、ホルモンの正常な分泌を促進し、前立腺の肥大を抑える効果があります。(看護師)
代表的な前立腺肥大のお薬はエビプロスタットなどですが、これらの主成分はオオウメガサソウ、ハコヤナギ、セイヨウオキナグサ、スギナ、小麦胚芽です。膀胱筋の収縮力を高め、前立腺の腫れを改善することで排尿しやすくする作用があります。(看護師)
漢方は様々な種類があります。ご自身に合った漢方薬を見つけるには医師や薬剤師に相談し、アドバイスをもらうことが重要です。(看護師)
漢方薬では桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などが前立腺肥大に使用されます。腎の働きの低下と前立腺の周辺組織のうっ血を改善する薬です。もっとも漢方薬は漢方医、または漢方薬を扱う薬局で症状を話して相談しなければ、どの薬を服用すべきかは判断ができません。(看護師)
前立腺肥大を改善する可能性のある食事に関しては、男性型脱毛症(AGA)の原因ともなるヒドロテストステロンが前立腺の肥大を促進することがわかっており、そのヒドロテストステロンの生成を抑制するのがイソフラボンです。イソフラボンが多く含まれる豆類や豆製品を積極的に摂ることで症状が改善される可能性もあります。(看護師)
効果があると考えられる食品はあるものの、前立腺肥大の状態を把握することも大切です。定期的に病院で診察を受けることも忘れないで下さいね。(看護師)

食事や漢方で改善が見込める可能性はあるようですね。もっとも素人判断だけに頼らず、病院で診察を受け、状況を常に正しく把握しておくことも忘れないようにしましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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