ストレスのためすぎが自律神経失調症を招く! 効果的な予防方法を知ろう

  • 作成日:2017.07.03
  • 更新日:2017.08.04
健康
監修

Masahiko Shikaya
フリー医師

自律神経失調症は、心身に様々な症状が現れる厄介な病気です。場合によっては性生活に影響を及ぼしてしまうことも。自律神経失調症についての正しい知識を身につけ予防していきましょう。

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自律神経失調症とは?

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自律神経とは、交感神経と副交感神経から成り立っています。この2つの神経バランスが乱れて起こる病気のことを、自律神経失調症といいます。

交感神経は、人が活動している時に働き、副交感神経は休息中に働くものです。これらの神経は同時には働かず、一方が活動すれば、もう一方は休んでいます。

活動し、緊張状態やストレスが生じると交感神経が働き、リラックスすることで副交感神経が働いてバランスを取ることができます。交感神経ばかり働く状況が続くと、バランスが崩れて自律神経は乱れ、自律神経失調症になってしまうのです。

症状は、現れる場所も程度も様々で、検査をしても異常がないとされます。精神的な面でも症状が現れてきますので、放置せず病院に行くようにしましょう。

自律神経失調症の症状

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症状は、体に現れる症状と精神的な症状に分けられます。

体に現れる症状

  • 疲労感
  • 倦怠感
  • 不眠
  • 発汗
  • 震え
  • 肩や首のこり
  • 疲れやすい
  • 体がふらつく・力が入らない
  • 頭重感
  • 頭の圧迫感
  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • めまい
  • まぶたの痙攣
  • 耳に何か詰まった感じがする
  • 目が疲れる
  • 目が乾く
  • 高血圧
  • 低血圧
  • 動悸
  • 息切れ
  • 立ちくらみ
  • 冷え
  • しびれ
  • 火照った感じ
  • 吐き気
  • 便秘
  • 下痢

食事をしても、食べ物の味が解らなくなったり、口が渇いたり、痛むこともあります。自律神経失調症で口が渇く場合、水分を補給しても改善されないことが特徴です。喉に圧迫感があったり、何か詰まった感じがすることもあります。

男性特有の症状として、勃起不全、早漏が生じたり、射精が困難になるケースも見られます。

精神面に現れる症状

  • 抑うつ症状(気分の落ち込み、悲観的になる など)
  • 情緒不安定
  • 不安や恐怖に襲われる
  • 無気力になる
  • 物事に集中しづらくなる
  • 記憶力の低下

自律神経失調症が引き起こす病気

  • 胃炎
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 神経性嘔気症
  • 神経性嘔吐症
  • 過呼吸症候群
  • 膠原病
  • うつ病

自律神経失調症の原因

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生活のリズムが不規則になると、自律神経は乱れやすくなります。十分な睡眠を取ることができず、副交感神経が働かないとバランスが崩れます。

リラックスする時間がなく常に緊張やストレスを感じる状態が続くと交感神経は働き続けます。ストレスの対処が苦手な場合も自律神経失調症になりやすいと言えるでしょう。

また、自律神経は体温の調整を司るため、暑過ぎたり寒過ぎる環境も良くありません。

自律神経失調症のタイプ

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自律神経失調症には3つのタイプがあります。

1、本態性型自律神経失調症

本態性型は体質的なもので、ストレスによる悪化は見られません。虚弱体質と思われるタイプです。

2、心身症型自律神経失調症

心身症型は心身症の一種とされます。検査で異常が見られない機能性心身症に含まれます。ストレスや疲労を一人で溜め込む人に多いタイプです。

3、抑うつ型自律神経失調症

抑うつ型は心理面が身体症状に隠れてしまうタイプです。隠れた症状に不安や無気力などの精神的症状があり、うつ病に至るケースが多く見られます。

自律神経失調症にならないように気を付けるべきこと

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規則正しい生活

生活のリズムを整えることが大切です。交感神経と副交感神経のバランスが保てるように、十分な休息を取るようにします。

睡眠時間を取ることで、活動する時間と休む時間がうまく切り替えられます。寝る前にぬるめのお湯に浸かり、入浴後に軽くストレッチをすると眠りやすくなります。熱いお湯は交感神経を働かせてしまうため、温度はぬるめが良いです。

栄養バランスを考える

食事では、栄養のバランスを考え偏った食べ方を控えます。これは、免疫力の向上に繋がり、自律神経を乱れにくくします。

カフェイン、αリノレン酸以外の油、刺激物は交感神経の負担となります。糖分も血糖値を上昇させるため、体に負担をかけます。

これらの摂取は控えると良いでしょう。そして、日頃のストレスをできるだけ発散することが予防に繋がります。

自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症の治療法には薬物療法と心理療法があります。

薬物療法

薬物療法では、自律神経を調整する薬を使います。症状によっては、睡眠を促す薬や抗不安薬、抗うつ薬、また、漢方薬を使うこともできます。

心理療法

心理療法では、カウンセリングなどを行います。認知療法や行動療法だけでなく、自然の治癒力と考え方を重視した森田療法もあります。

自分で行える自律訓練法では、リラックスしている状態をイメージし、副交感神経を活性化させます。

まとめ

自律神経は、自分の意志では制御することはできません。交感神経と副交感神経のバランスをいかに乱さないかが大切になってきます。生活を見直し、改善していくことが効果的で、心身ともに健康な状態へ近づけることができますが、体調や気分が優れない場合、医療機関での受診をおすすめします。

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