体臭

2017/06/27

汗のニオイ予防法…自分でできる方法とは? 汗をかきやすい人とそうでない人の違いは?

汗のニオイ予防法…自分でできる方法とは? 汗をかきやすい人とそうでない人の違いは?

人は暑い時、運動した時など汗が出ます。これは普通のことなのですが、汗を見せないようにしなくてはいけない仕事や環境によって汗をかいていることが恥ずかしく、どうにかして早く汗を止めたいと思うことがあります。

また、汗によってはニオイが気になってしまいます。この汗のニオイとは何なのでしょうか。そして、ニオイの予防方法にはどのような方法があるのでしょうか。汗のニオイについて紹介します。



汗のニオイはなぜ起こるのか


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汗はニオイも出て嫌なモノで、かきたくないと感じてしまいがちですが、カラダにとって大切な働きをしてくれています。汗というのは、カラダの体温調節をしてくれる働きをしています。

もともと汗は血液の中の血漿というモノです。血漿は、ミネラルとやアンモニアなどの代謝するモノが含まれています。カラダには汗腺がありその中にはエクリン腺、アポクリン腺という汗が出る穴があり、汗腺という穴からは、カラダに必要なミネラルを吸収して残りを汗として出しています。

そして、エクリン腺は全身にある穴で水分を出して、その水分がカラダの外に出て空気と触れ合うことで熱を蒸発させます。ここから出る汗は、ほとんどが水分なので無色です。また、脇など特定の場所にしかないアポクリン腺は、脂質などの成分が含まれます。

本来、汗はニオイませんので、ただ出るだけであれば汗をかいたとしても気にする必要はありません。ニオイの原因は、汗をかいてからそのままにし、時間が経つことで元々皮膚についている菌と皮脂や垢などが混ざることで、さらに菌が増えてしまうことで皮膚が湿ってしまいニオイがするのです。なので、汗をかくとすぐにニオイがするということではないのです。

ポイント

  • 汗は体温調節のために分泌される
  • 汗の出る汗腺にはエクリン腺・アポクリン腺の2種類がある
  • アポクリン腺の汗を拭き取らずそのままにしておくと悪臭を放つ

汗のニオイの予防方法とは?


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人は、多少でも汗をかかない人はいません。なので、汗をかかないようにすることは難しいです。汗をかいた時に、どのように予防するかしないかでニオイが気になるか気にならないかが決まります。では、汗をかいた時にどのように予防をすると良いのでしょうか。

それは、自分でできることと病院でやってくれることがあります。では、それぞれの予防方法について詳しく見てきます。


自分でできる汗のニオイ予防法

まずは、自分でできることを紹介します。


1、定期的に汗を拭く

自分でできることと言えば、汗をかいた時には拭くことです。汗をかいてからニオイがするまでに1~2時間かかります。なので、汗を拭くのも1~2時間と定期的に拭くようにすることでニオイません。

また、汗を拭く時には乾いているタオルで拭いてしまいがちですが、これでは汗が全て吸い取られるためにカラダに必要な水分まで拭き取ってしまいます。すると、カラダは必要な水分を出さなくてはと、余計に汗を出してしまいます。このことで、何度も汗を拭かなくてはいけない状態となります。傍から見ると汗っかきの状態です。

このような悪循環にならないようにするためには、汗を拭くハンカチやタオルなどを一度濡らして絞ったモノで拭くと良いです。余分な水分を拭き取ってしまうことなく、汗のニオイも予防することができます。


2、市販の制汗剤を使用する

市販には、様々な種類の制汗剤があります。それは、汗の量を抑えてくれるモノと汗の菌が繁殖してニオイを起こさせないようにしてくれるモノがあります。もちろん、両方の効果が含まれているモノもあります。選ぶ時には、自分の目的に合ったモノを選びましょう。


病院でやってくれる汗のニオイ対策

自分でできることだけではニオイが消えないということであれば、もしかすると病気が考えられるかもしれません。汗のニオイで多いのは、ワキガや多汗症です。

ですが、自分がワキガなのか、多汗症なのかなどニオイにも気が付かず周りの人たちから言われてニオイがわかる場合もあります。

この他にも、汗のニオイがある時には腎不全や肝硬変、糖尿病などの内臓の異常や胃潰瘍や腸炎などの消化器の異常だったり、肺炎や気管支炎などの呼吸器などの異常だったりすることがあります。

何が原因なのかは詳しく検査をしてみなくてはわからないので、汗のニオイが気になり病院で治療をしてもらおうと思った時には、まずは皮膚科に受診して相談をしてみましょう。

もしも、皮膚科では治療ができない病気であれば専門の科を受診します。そう考えると、個人病院よりも総合病院で検査をしてもらった方が、他の科に移動になった時にスムーズに移動することができます。

病院に行くと、問診や汗の検査をして病気が治るように治療を行っていきます。例えば、ワキガや多汗症であれば、クリームやスプレーなど状態に合わせて薬が処方されます。それでも効果が見られないようであれば、手術が行われます。

その他の病気であっても、その病気の治療をしながらニオイのケアもしていくようになります。すると、原因である病気が治ったり、軽減することでニオイも改善します。

ポイント

  • 汗のニオイを予防するには、こまめに拭き取ったり市販の制汗剤を使うのがいい
  • 汗のニオイが病気によるものの可能性もあるため、その場合は医療機関を受診しよう

汗をかきやすい人とかきにくい人の違いってなに?


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汗は体温調節をする上で大切なモノですが、同じように過ごしていても、汗をかきやすい人とかきにくい人がいます。汗をかきやすい人とかきにくい人の違いは、生活習慣の違いです。

汗をかきやすい人は健康的な生活をしている人と言えます。ですが、汗にもサラサラしたモノからドロドロしたモノまであり、どのような場面でどのような汗が出るのかも違います。

それは、人の生活習慣が違うために起こります。健康的で食事にも気を遣い、運動も適宜しているような人であれば、汗をかいてもサラサラとしておりニオイもあまり気になりません。

ですが、不健康的な生活で運動もあまりせず、暑い時にはクーラー・寒い時には暖房とカラダの体温を調整することなく機械に頼っている場合には、カラダの体温調節機能が上手く働かずに汗をかきにくくなっています。

また、いざ汗が出た時にはドロドロとした汗が出ます。この他にも、ストレスや緊張など嫌な場面でも同じような汗になりやすいです。この状態では、ニオイもサラサラとした汗よりも臭く、周りも気になってしまうことになります。

ポイント

  • 汗をかきやすい人とかきにくい人の違いは生活習慣
  • ストレスや緊張などによっても汗は出る

まとめ


ストレスや緊張することを完全になくすことはできませんが、自分なりの対策をすることで軽減させることはできます。このように、生活習慣が違うことで汗のかきやすさや質は変わってきます。できるだけ規則正しい生活をしてみましょう。



※この記事は、看護師の資格を保有している方によって執筆されました。

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