高血圧と低血圧、それぞれ身体にどんな影響が出るのか?

  • 作成日:2017.06.29
  • 更新日:2017.06.20
健康

降圧剤を飲んでいる人は多いかもしれませんが、昇圧剤を飲んでいる人は多くありません。高血圧でも低血圧でも身体には一定のデメリットが存在します。それらを具体的に見ていきましょう。

30代男性からの相談:「高血圧と低血圧が身体に与える影響について詳しく教えて下さい」

以前から不思議に思っていたことがあります。それは、血圧を下げる薬は存在していても、血圧を上げる薬はないことです。
降圧剤を飲み始めたら、ずっと飲み続けねければならないと聞いたこともあります。これは、あまりにも高い血圧は体にとって悪影響を及ぼしますが、低い血圧は何も体にとって大きな影響がないから開発されていないだけなのでしょうか。
高血圧と低血圧が身体に及ぼすデメリットについて、それぞれ具体的に教えてください。

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高血圧や低血圧が身体に与える影響

血圧の高低は身体にどのような影響をもたらすのでしょうか。専門家の回答です。

高血圧が体に与える影響は、主に動脈硬化が進行することです。硬くなった血管に負担がかかり、高い圧に耐えきれなくなり脳出血を起こします。血圧が140/90程度だから心配ないと考える方も多いのですが、動脈硬化は進行しているのです。(看護師)
血圧を上げる薬も存在していますが、降圧剤ほど服用している人は多くないでしょう。一般的に血圧は高血圧の方が身体にとっては良くありません。理由は、血圧が高い状態が続くと、血管の内腔が傷つくからです。そうなると、血管がもろくなって出血しやすくなって脳出血の原因になったり、血管がささくれのようになって不要物が内腔に付着しやすくなり動脈硬化を引き起こしたり、血管が狭くなることで心臓などの大事な器官への栄養がうまく運搬できなくなって心疾患の原因になったりします。(看護師)
降圧剤は基本的になくなることはありません。けれども、生活習慣の改善で血圧が安定してくると減量していきます。自己判断で中止してしまうと血圧が上がってしまいます。(看護師)
低血圧のデメリットは、日常生活の中での不調に繋がります。主な不調は、めまい、頭痛、倦怠感、食欲不振などです。高血圧のように重篤な病気の引き金にはならなくとも、毎日の生活の中で辛い症状が出るのがデメリットです。(看護師)
血圧が低い場合は、身体に血液を送る力が弱いので、貧血、立ちくらみを起こし、心筋梗塞などの原因にもなります。血液の流れが悪くなることで血栓が出来やすくなってしまいます。(看護師)
日常生活では血圧を上げる薬を使うことはほとんどありません。運動などで体を動かしたり、水分を多く摂ることで体の循環量を増やして血圧を上げていきます。病院で状態が悪くなり血圧が低下するときは、昇圧剤を使用します。(看護師)

血圧は上がりやすく、下がりにくいもの。降圧剤を飲んでいる人が多いのは、そのためです。血圧は全身に血液を送るために必要ではありますが、必要だからといって過度になければならないものではありません。どのようなことにも言えますが、適度な状態を保つことが大切になってきます。

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