メンタル

2017/06/24

周囲をイライラさせてしまう「癖」…自分で気づいて治したい!

周囲をイライラさせてしまう「癖」…自分で気づいて治したい!

目の隅になにかチラチラ動くものが…見てみると同僚が貧乏ゆすりをしている…。こうした癖に遭遇する場面は日常生活には多く見られます。こうした癖はなぜ出てしまうのでしょうか? 癖にはどのような働きがあるのでしょうか。そして、自分自身でも癖を出してしまっている時には、自分で気づいて治すことができるのか…詳しくご紹介いたします。



癖はなぜ出てしまうのか


37506_1

癖はなぜ出てしまうのか

癖とは、鼻を触ったり、髪をいじるなど無意識のうちに行ってしまう行動をいいます。多くの場合、不安や緊張を抱えていたり、何かに対して納得できない気持ちを抱えているときに起こりやすいです。

では、なぜ、不安や緊張を感じていたり、納得できない気持ちを抱えているときに癖が出てしまうのでしょうか?

それは、癖が自分の中の嫌な気持ちを紛らわす方法のひとつ、ストレス解消方法だからです。

人が不安や緊張、納得できない腹立たしさを感じたとき、一刻も早くこの不快な感情から抜け出そうとします。この自分が感じている居心地の悪さから自分を解放するための手段が癖です。

つまり、癖は、癖と呼ばれる無意識行動を行う事で、自分の中の不快な感情を紛らわし、自分自身をストレスから守るための一種の防衛反応なのです。


自分の癖にどうやって気づけばいいのか?

基本的に癖は、不安や緊張、イライラ感など不快な感情を感じている時や物事が思い通りにいかないなど何かに不満を感じている時に起こります。

ですので、不快な感情を感じている時、自分が不満を持っている時は、ちょっと意識して自分の行動を見てみましょう。

体のどこかを触っていたり、何かをいじっていたり、「これって癖?」と思うような行動を無意識のうちに行っているかもしれませんよ。

ポイント

  • 癖はストレスから身を守る防衛本能
  • ストレスを感じている時に自分がどんな行動をしているのかを知ることで、癖に気づけるかもしれない

代表的な癖とその効果


ボールペンをカチカチ鳴らしたり、クルクル回したりする


37506_2

この行動は、勉強中で、なかなか問題が解けずに考え込んでいる時や授業中とか会議中など長い時間なにか1つの事に集中していないといけない時などに起こりやすいです。

人は誰でも、長時間ジッとした状態でいるのは、苦手です。集中力も、そう長くは続きません。そこで、ボールペンの芯を出したり引っ込めたり、クルクル回してみたりして、気持ちを落ち着かせ、今自分が直面している事に継続して取り組むことができるようにしています。

つまり、この行動は、自分の気持ちを落ち着かせたり、他の事に気が逸れることを防ぐために行われている癖と言えます。


貧乏ゆすり


37506_3

足を一定のリズムでカタカタと動かす行為を貧乏ゆすりと言います。貧乏ゆすりが起こるのは、多くの場合、仕事中とか満員電車の中など自分が直面している状況にストレスや苦痛を感じている時です。

苦痛やストレスを感じたとき、誰もが早く少しでも苦痛やストレスから解放されたいですよね。その苦痛やストレスから解放される行為として行われているのが貧乏ゆすりです。

貧乏ゆすりをすることで、気持ちを紛らわし、ストレスを発散させているのです。


ため息をつく


37506_4

何かしらの不満を抱えているときに、ついついやってしまう行為ですよね。抱え込んでいる不満のために自律神経のひとつである交感神経の働きが強まり、呼吸が浅く速くなっていると、ため息が起こります。

浅く速い呼吸が長く続くと、過呼吸状態に陥ってしまいます。それを防ぐための防衛策がため息です。ため息をつくと、自然に、大きく息が吸い込まれ、吐き出されます。

こうすることで、浅くなった呼吸を一時的にストップさせることが出来る上、大きく息を吸い込んで吐き出すことで深呼吸をしたときと同じく、もうひとつの交感神経である副交感神経が活発になり、気持ちをリラックスさせることができます。


指をポキポキ鳴らす


37506_5

意識的、無意識的関係なく、指をポキポキ鳴らしたことはありますか? ちょっと実際に、指をポキポキ鳴らしてみてください。なんだか、気持ちがスッキリしませんか?

指だけでなく、肩とか首とか、凝っていると動かすだけでボキボキっと音がしたりしますよね。これも同じです。こうした関節を動かして音を出すことは、スッキリした快感を感じやすい行為と言われています。

ですので、癖で指をポキポキ鳴らしている人は、鳴らすことで快感が得られること、気持ちがスッキリすることを知っているのです。

だから、退屈で仕方ない時とか、なんだか気持ちがスッキリしない時に、指をポキポキっと鳴らして快感を得たり、気持ちをスッキリさせているのです。


机を指でトントン鳴らす


37506_6

会議中や商談中などに机をトントン指やペンなどで叩きはじめたら、それは、イライラしている証拠です。人は、イライラしてくると、物を蹴り飛ばしたりなど物にイライラをぶつけたくなります。

でも会議中や商談中などでは、ゴミ箱を蹴り飛ばすとか、物を投げるなど、イライラをぶつけたくてもぶつけることができません。そこで、ペンや指で机をトントンたたいて、イライラを発散させているのです。


舌打ち


37506_7

自分が直面している状況や相手に対してイライラや不満を感じているときに起こりやすいです。言葉に出して、不満やイライラをぶつけることができないために、舌打ちをして、自分の中のイライラや不満な気持ちを処理しています。


独り言


37506_8

何か考えこんでいる時や不満があるときに起こりやすいです。頭の中であれこれと考えていること、思っていることが無意識のうちに声になって出てしまっているのです。

声に出すことで、考えが整理できたり、気持ちを落ちつかせることができ、精神的に追い込まれた状況をやわげる手段として、煮詰まった状況を打開する手段として取られている行動と言われています


人をジロジロ見る


37506_9

人をジロジロ見てしまう人の多くは、自分に何らかのコンプレックスを持っている人が多いです。

例えば、自分の容姿に自信がないので、人の目線が気になり、人をジロジロ見てしまいます。人をジロジロみるは、自信のなさからくる人への過剰意識が生んでいる行動です。


髪をいじる


37506_10

髪をいじる行為は、緊張や不安の表れと言われています。

不安や緊張を感じたときは、どこか落ち着かなくソワソワします。そこで、自分の髪をいじって、気持ちを落ち着かさせているのです。


爪をかむ


37506_11

爪を噛む行為は、多くの場合、寂しさや悔しさを表していると言われています。

孤独感や寂しさ、悔しさを感じたとき、何かにすがりたくなります。何かにすがりたい、誰かに頼りたい、そんな気持ちが爪を噛む行為を起こしていると言われています。

ポイント

  • 癖にはそれぞれ隠された心理がある
  • 他人の癖にイライラしたら、その癖に隠れた心を感じよう

癖を治すには?


37506_12

代表的な癖が起こる原因や心理状態について簡単に説明してきましたが、どの癖にも共通して言えることは、精神的に不安定な状態の時に起こるという事です。

そして、癖には、ストレスを抱え精神的に不安定になっている自分の気持ちを安定させる効果があります。ですので、無理に癖を止めることは難しいかもしれませんが、止めようと意識しないかぎり癖を止めることはできません。

自分の癖に気づいたら、まずは、意識的に止めようと自分でストップをかけてみましょう。自分で癖を止めることが出来たら、今度は、深呼吸するなど別の方法で気持ちを落ち着かせるようにしてみましょう。

ポイント

  • 癖を治したいなら、治そうと意識することから始めよう
  • 癖に代わるストレス緩和法を身につけよう

まとめ


癖は場合によっては見苦しいと感じられてしまうもの。しかし、その裏には癖が出てしまう心理状態が隠されています。無意識に出てしまうものだからこそ、治そうと意識しなければ治すことは難しいのです。しかし、癖を治そうとすることで精神状態が悪くなってしまうのであれば、無理をせずにいた方がいいかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加