健康

2015/01/17

心因性頻尿と診断された!克服するには?

心因性頻尿と診断された!克服するには?

トイレが近いことを心配して受診した結果、心因性頻尿と診断されてショックを受けている男性から、どうすれば克服できるのかという質問です。

40代男性からの相談:「心因性頻尿と診断されました」

最近トイレがあまりにも近いなと感じていて、前立腺の病気を疑って泌尿器科にかかったのですが、心因性頻尿と診断されました。調べてみるとなかなか根深い病気のようで、自分自身自覚がなかった分ショックを受けています。克服するにはどうすればよいのか、教えてください。

専門家の助けを借りてストレスや不安の解消を

ストレスや不安、心身の疲労が引き起こす心因性頻尿。まずはストレスの原因を突き止め、解消する必要があります。自分ではなかなか難しいため、カウンセリングや受診など、専門家の助けを検討しましょう。

心因性頻尿(または神経性頻尿)の原因は、家庭内の問題、学校や会社などでの失敗、対人関係などによるストレスや不安です。過去に失敗した状況に再び直面する際過剰な不安が生じるケースや、または常に不安を感じていて、何かが起こるとそれと不安を関連づけて考えてしまう予期不安を持っているケースが多くみられます。(看護師)
心因性頻尿では、心身の疲労が大きく影響します。心身の疲労が増えるとさらに症状が悪化するといったケースがあります。また、逆にこれまで感じていたストレスが解消されたことで、トイレの回数が減ったケースがあります。そのため、まずはストレスの内容・原因をみつけることが大切と言われています。(看護師)
ストレスは自覚がない場合が多く、一人でストレス内容・原因・発散方法をみつけるのは大変だと思います。そのため、心理カウンセリングを受けることが効果的と言われています。また、リラックスする訓練も効果があるようです。まずは、泌尿器科の医師に相談し、必要があれば精神科・心療内科を受診することが大切と言われています。(看護師)

自分を訓練して徐々に解決方向へ

気持ちの受け止め方や、トイレに行く間隔を延ばしていくことなど、自分で自分を訓練することで徐々に問題を解決できることもあります。

克服のためには
1.トイレに行きたい気持ちを受け止める:トイレに行きたくなっても気にしないようにとのアドバイスがありますが、気にしないように努力すると余計に気になってしまうものです。一歩下がって客観的に自分の気持ちを観察してみて「トイレに行きたいと思ってるなあ」程度に軽く受け止めてみましょう。(看護師)
2.トイレに行く時間を延ばす:トイレに行きたくなっても、3分待ってから行きましょう。3分我慢できるようになったら自分を褒めてあげて下さいね。その後は5分、10分と待つ時間を延ばしてみましょう。徐々にトイレに行く間隔を延ばすことで、トイレの回数も減るはずです。(看護師)
心因性頻尿にかかりやすいのは真面目な方ですので、ご自分で訓練なさればきっと成功すると思います。 (看護師)

ストレスにさらされても自覚の少ない、まじめで責任感の強いタイプの人がかかりやすいという心因性頻尿。深刻になりすぎず、専門家の助けを借りて少しずつ治療していきましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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