メンタル

2017/06/14

うつ病の原因と症状は? 再発しやすいうつ病の治療法やうつ病の人への接し方

うつ病の原因と症状は? 再発しやすいうつ病の治療法やうつ病の人への接し方

うつ病は人生を大きく変えてしまいます。なぜ人はうつ病になってしまうのでしょうか。ここでは、うつ病の症状や原因、治療法についてまとめています。うつ病になってしまった人に対する接し方についても紹介していますので、参考にしてみて下さい。



うつ病とは


36928_1

年々増加傾向にあると言われるうつ病。厚生労働省の統計によると、うつ病にかかる人の割合は、15人に1人と報告されています。100万人を超える人がかかるうつ病とは、一体どんな病気なのでしょうか?

うつ病は、人間関係のトラブルや仕事上のミス、親しい人の死など精神的ストレスになる出来事や就職や退職、昇進や転勤、結婚や出産など生活環境の変化などをきっかけに起こります。

自分の中で処理できない出来事や環境の急激な変化が起こったとき、誰でも、一時的に気分が落ち込んだり、意欲が低下したり、集中力が低下したり、夜眠れなくなったりと、うつ症状が起こることはありますが、問題が解決されたり時間が経過することで、症状は徐々に改善していきます。

しかし、うつ病では、時間の経過とともに気分の落ち込みや意欲の低下、集中力の低下などのうつ症状が改善することはなく、2週間以上、ほとんど毎日のように辛い症状が続き、放置することで逆に症状は悪化していきます。


うつ症状とうつ病の違い

  • うつ症状:一時的に気分が落ち込んで、数日~2週間で治まる
  • うつ病 :2週間以上気分の落ち込みが続く

これは、うつ病では、セロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の異常が脳内で起こっているためです。つまり、うつ病とは、仕事や日常生活で起こったちょっとした出来事によって脳に機能的な異常が起こってしまった状態です。


ヒポクラテス

うつ病の歴史は古く、その歴史は、古代ギリシャ時代にさかのぼります。古代ギリシャの医学者ヒポクラテスは、「几帳面で真面目、何事にも熱心に取り組む手の抜けない性格の人ほど憂鬱な状態になりやすい」と唱えました。、現在も、うつ病になりやすい性格として、ヒポクラテスが唱えた説は支持されています。

ポイント

  • うつ病は日本人の15人に1人が抱えている
  • うつ病は気分の落ち込みが2週間以上続く
  • うつ病の種類について知りたい人はうつ病の種類についての記事をご覧ください。

うつ病の原因


36928_2

うつ病は、その人にとって精神的ストレス・負担となる出来事があり、それに耐え切れなくなったとき、脳の中で異常が起こり、発症します。

うつ病に繋がる可能性のある精神的ストレスの例

  • 人間関係のトラブルや失敗体験
  • 過重労働
  • 転職や昇進
  • 就職 など

精神的ストレス・負担にさらされ続け、その苦痛に耐えきれなくなったとき、脳の中では、どのような変化が起こり、うつ病を発症するのでしょうか?

精神的ストレスや負担になることが起こると、脳の中で神経伝達物質の1つでストレスホルモンと呼ばれている「ノルアドレナリン」が分泌されます。すると、イライラしたり、怒りやすくなったり、不安や恐怖を感じやすくなります。これは、ストレスがかかっていることを知らせる警告の働きと言われています。

1_ノルアドレナリンの分泌

ノルアドレナリンによる警告が出ているにもかかわらず、さらに、ストレスが加わり続けると、ノルアドレナリンが脳内で大量に分泌されはじめ、感情のコントロールがきかない状態になるため、感情をコントロールしようと「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質が分泌され、感情が暴走しないようにバランスを取ります。

つまり、ストレスを受け続けると、脳の中では、常に「ノルアドレナリン」と「セロトニン」が分泌されている状態になります。この状態が続くと、ついに、「ノルアドレリン」も「セロトニン」も枯渇し、分泌されなくなってしまいます。

2_神経伝達物質の枯渇

すると、何をするのも億劫になり、意欲が出ず、無気力状態、気分も憂鬱で夜も眠れない、いわゆるうつ状態に陥り、ひいては、うつ病を発症してしまいます。

ポイント

  • 精神ストレスに晒されるとストレスホルモンが分泌される
  • ストレスホルモンによって感情が制御不能に
  • 感情を制御するためにセロトニンが分泌される
  • 神経伝達物質が分泌され続けて枯渇→うつ病に発展する

抑うつとは


36928_10

抑うつとは、疾患名ではなく、「状態」を指す言葉でもあります。抑うつ気分と言えばわかりやすいかも知れませんが、「憂鬱な気持ち・悲しみ・落ち込み・焦燥感」などを感じている状態ことを「抑うつ状態」と呼びます。

抑うつ状態に起こる気分

  • 憂鬱な気持ち
  • 悲しみ
  • 落ち込み
  • 焦燥感

抑うつ状態になる主な原因は、ストレスによるものと言われています。例えば、やるべき課題が終わらない時には、落ち込んだ気持ちと焦りを感じますよね。誰かに無視されたことがきっかけで落ち込みが続く時も、抑うつ状態ということができます。

また、ホルモンバランスの変調によっても、抑うつを感じることがあります。抑うつは、主に「気持ちの落ち込みや苛立ち」が続く様態のことです。

抑うつの原因

  • ストレス
  • ホルモンバランスの変調

ですが、この抑うつ状態が2週間以上続くようであれば、適応障害やうつ病として診断されることもあります。うつと抑うつにはっきりとした線引きがあるわけではなく、うつ病と診断されている場合でもされていない場合でも、「抑うつ状態」であることはよくあることなのです。

抑うつが治療対象になるかどうかは、本人がその気分をどうとらえるかによっても変わります。抑うつが強く、不眠や食欲不振、焦燥感で日常生活が苦しい時には、薬物療法やカウンセリングが必要になりますし、抑うつがあっても自分でコントロールがある程度できる、日常生活を送ることができれば、薬物療法は行わず支持的治療のみで改善することもあります。

ですが、抑うつなのか鬱なのかは、一言で説明することは難しく、気持ちの落ち込みが2週間以上続き、生活に支障がある場合には、精神科を受診することが大切です。

ポイント

  • ネガティブな気分を感じている状態を抑うつという
  • 抑うつはストレスやホルモンバランスの乱れなどによって起こる
  • 抑うつとうつの間に明確は線引きはない

うつ病の初期症状


36928_3

うつ病は、今や誰もがかかる可能性がある心の病気です。ですが、典型的なうつ病の初期症状は、本人も周りの人も気が付いにくい傾向があります。それは、うつ病の初期症状が、精神症状に先行して、「体の症状」から出現しやすいことに原因があります。

うつ病の主な原因は、仕事や人間関係、災害や別離などのストレスが原因になることが多く、その外的なストレスが、自律神経系のバランスを崩すことが知られています。特に、ストレスがかかることで交感神経が過剰に働くため、交感神経の支配下である身体症状が、精神症状より先に、自覚症状として出現してくることになるのです。

そのため、うつ病の症状としては、以下のような身体症状が現れます。

  • 眠れない
  • 食欲がない
  • 吐き気がする
  • めまいや頭痛がする
  • 腰が痛い

その症状をもとに、患者さんは消化器内科や内科、耳鼻咽喉科や整形外科を受診します。ですが、検査を受けても異常がないか、異常があっても訴える症状と検査などの所見が一致しないことになります。

医師がうつ病の可能性を考え、精神科や心療内科を紹介しますが、本人は「胃が痛いのになぜ?」「耳が痛いだけなのにおかしい」と納得せずに、他の病院を受診するなどの行動をとるため、うつ病の発見と治療が遅れてしまうことになります。

うつ病の初期症状は、落ち込みなどよりも身体症状が先行しやすいことを覚えておいて欲しいと思います。

ポイント

  • うつ病の初期には身体的な症状が現れる
  • うつ病と診断されたらしっかりと受け入れ、治療に臨むこと

うつ病の症状


36928_4

典型的なうつ病の症状は、身体症状と精神症状に分けることができます。

主な身体症状

  • 眠れない・朝早く目が覚める
  • 食欲がない・体重が減少した
  • 疲労感がある
  • 動悸がする など

これは、刺激(ストレス)に対する交感神経の興奮が主な原因と考えられています。同時に、うつ病は脳の神経伝達物質の働きの不具合によって、心や体に影響を与えているとも考えられています。

神経伝達物質には、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどがあり、気分や意欲、睡眠や身体運動などを調整しています。うつ病になると、これらの神経伝達物質がバランスよく働かくなるため、以下のような精神症状が出現します。

主な精神症状

  • 何もする気にならない
  • 何をしても楽しくない
  • 気分が滅入る
  • 判断力や思考力が低下した
  • 集中できない
  • 記憶力が低下した など

更に、うつ症状が悪化すると、負のスパイラルに陥り、神経伝達物質の分泌や働きが低下し、交感神経の働きやホルモンバランスの低下をもたらします。

3_うつ病の悪化

そのため、自分だけの力では心と体のバランスをコントロールすることができなくなり、自分を責めたり、死にたくなるほど生きていることが辛くなってしまいます。そのため、うつ病はできるだけ早期に、かかったことに気が付いて、治療を開始することが大切なのです。

ポイント

  • うつ病の症状は身体症状と精神症状がある
  • 悪化することで交感神経の働きやホルモンバランスが低下
  • うつ病は早期発見・早期治療がカギ

うつ病チェック


36928_5

うつ病のチェックリストは、WEBサイトなどで見かけたことがあると思います。多くは、以下のようなチェック項目が設けられています。

  • 睡眠の質
  • 食欲や体重減少
  • めまいや耳鳴り
  • 体の痛み
  • 動悸
  • 性欲の減退
  • 意欲の減退
  • 抑うつ気分
  • 集中力や思考力の低下
  • 無力感や無価値観
  • 罪悪感や希死念慮

つまり、うつ病の症状に出現しやすい「身体症状」と抑うつや喜び・意欲の低下などの「精神症状」を拾い上げる質問が網羅されています。

その基準となるものは、アメリカの精神学科が公開している「DSM‐4」に記載されている「大うつ病」の診断基準をもとにしていることが多く、質問を通してうつ病のリスクが高いかどうかをチェックします。

特に、身体症状であれば「不眠」と「体重減少」、精神症状であれば「抑うつ気分」と「喜びや意欲の低下」「希死念慮」の程度と有無を把握することで、うつ病の可能性が高いかどうかを判断していきます。

ですが、あくまでもチェックリストは、チェックリストです。チェックリストの点数が高くてもうつ病ではないこともありますし、そもそもチェックリストに答えることさえ集中できない精神状況のこともあります。

あくまでも、チェックリストは、セルフチェックとして活用し、生活を見直してストレスを減らす、精神科を受診するなどの行動を起こすきっかけにして頂きたいと思います。


DSM‐4による大うつ病の診断基準

1、精神的な動きとして下の項目の両方あるいはどちらか一方が当てはまる。

  • 抑うつ気分
  • 興味または喜びの喪失

2、以下の項目と上記項目併せて5つ以上が当てはまる。

  • 食欲減退・増加、体重減少・増加
  • 不眠・睡眠過多
  • 気持ちが落ち着かず、じっとしていられない・気持ちも身体も動かない
  • 疲れやすい・気力減退
  • 無価値感・必要以上に自分を責めてしまう
  • 思考力や集中力の減退・決断が困難になる
  • 死について多く考える、自殺念慮、自殺企図

3、上記の症状がほとんど1日中毎日あり、2週間以上にわたっているために苦痛や日常生活における機能障害を引き起こしている。

これらの症状は一般的な疾患や薬物によるものでは説明できないとされています。

ポイント

  • うつ病かどうかのセルフチェックはうつ病の症状と同じ
  • チェックをきっかけにうつ病を早期発見することが大切

うつ病の治療


36928_6

うつ病の治療には、いくつかの治療法があります。

  • 投薬治療
  • カウンセリング・精神療法
  • 電気けいれん療法
  • 経頭蓋磁気刺激治療法 など

それぞれの治療法について簡単に紹介していきます。


投薬治療

うつ病では、ノルアドレリンやセロトニンといった神経伝達物質が不足しています。ですので、ノルアドレリンやセロトニンの量を増やす作用のある薬を服用し、うつ病を改善させる治療方法です。


カウンセリング・精神療法

うつ病の人では、物事をマイナスに捉えすぎている傾向が強く、このことが病気の悪化やなかなか良くならない原因になっていることが多いため、認知行動療法と呼ばれる精神療法を用いて、自分自身の物事の捉え方の癖を把握し、物事をより客観的に捉える捉え方を身に付け、マイナス的な考え方を修正していくことで、うつ病の改善や再発予防を図る治療方法です。


電気けいれん法

投薬治療や精神療法を行っても改善しないうつ病に対して行う治療法で、脳に電流を流し、神経伝達物質の異常を改善させます。全身麻酔で行う必要があるうえ、記憶障害などの副作用も起こることがあり、最近は、あまり積極的には行われていません。


経頭蓋磁気刺激治療法

うつ病の治療方法としては、最も最先端治療方法です。脳の特定の部位に磁器を当て、脳血流を増加させ、うつ病によって低下した脳機能を回復させます。

頭に磁器を当てるだけですので、体への侵襲がなく、電気けいれん療法に代わる治療法として注目されています。


その他、最近の研究

海馬のセロトニン3型受容体を持つ神経細胞を刺激することで、新たな神経細胞が作られ、うつ病が改善させるという事が分かってきました。今後、さらに研究が進み、セロトニン3型受容体を刺激する薬の登場が期待されています。

ポイント

  • うつ病の治療にはいくつかの方法がある
  • うつ病治療の最新研究も進んでいる

うつ病の薬


36928_7

うつ病の治療に使用される薬のほとんどは、うつ症状が起こる原因となっている神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの分泌に作用する薬です。具体的には、薬の構造や作用機序により5つのグループに分類されています。

  • 三環系抗うつ薬
  • 四環系抗うつ薬
  • SSRI
  • SNRI
  • NaSSA

1、三環系抗うつ薬

最も古くからある抗うつ剤。

メリット

効果が強力であるうえ、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった複数のモノアミン系神経伝達物質を増やす作用を持っており、憂鬱な気分や意欲の低下など様々なうつ症状を改善させます。

デメリット

喉の渇きや便秘といった副作用が出やすいです。

代表的な薬

  • アナフラニール
  • トリプタノール
  • アモキサン

2、四環系抗うつ剤

三環系の抗うつ剤の副作用が出にくいように改良された薬です。

メリット

副作用が出にくく、効果が出るまでの期間も短いのが特徴です。

デメリット

三環系に比べると効果は弱いです。

代表的な薬

  • テシプール
  • テトラミド

3、SSRI

セロトニン分泌系にのみ作用し、神経伝達物質の1つであるセロトニンを増やします。

メリット

セロトニン系だけに作用するため、三環系や四環系で起こる喉の渇きや便秘、眠気などの副作用が起こりにくいです。不安を改善する効果に優れているため、不安を伴う軽度のうつ病や不安障害に用いられることが多い薬です。

デメリット

三環系や四環系に比べるとうつ症状改善効果は弱いです。

代表的な薬

  • パキシル
  • ジェイゾロフト
  • デプロメール

4、SNRI

セロトニンとノルアドレナリン両方に作用し増やす薬です。

メリット

SSRIよりもうつ症状の改善効果が高いとされています。

デメリット

立ちくらみや吐き気といった副作用が飲み始めに起こることがあります。

代表的な薬

  • サインバルタ
  • トレドミン

5、NaSSA

最も新しい抗うつ剤で、SNRI同様にセロトニンとノルアドレナリンの両方の神経伝達物質を増やします。

デメリット

四環系を改良して作られた薬であるため、眠気が起こりやすく、就寝前に服用するのが一般的で、不眠を伴ううつ病に多く用いられます。

代表的な薬

  • リフレックス

ポイント

  • うつ病治療の薬には5つのグループがある
  • それぞれにメリットやデメリットがある

うつ病は再発しやすい病気


36928_8

一般的に、うつ病の再発率は約60%と言われています。うつ病のタイプや原因によっても、再発率や原因は変わってきますが、ストレスなどによる外的環境が原因でうつ病を発症した場合などは、薬物療法だけで完治することは難しく、環境を整えると同時に、本人のストレス対処能力を高めることも必要になります。

再発を防ぐためには、薬物療法を自己中断せずに、医師と相談しながら減量していくことが大切です。「もう、大丈夫」と自己中断する人も多いのですが、抗うつ剤などの薬は、急な中止によって血中濃度に急激な変動が起こり、症状が悪化することもあるからです。

同時に、自分がどんなストレスに弱いのか、仕事やトラブルを一人で抱えすぎていないかを、自覚することも大切です。手術の傷も、外側はきれいに治ったように見えても、内側の筋肉や神経などの損傷が気にならなくなるまで数年かかるものです。それは、心の病気でも同様で、ストレスや環境の変化、体調を崩したことがきっかけで、心の古傷が痛むことも十分あり得ることです。

「なんだか、眠れない」「気持ちがスッキリしない」などの症状は、心と体があなたに不調を知らせるサインでもあるのです。うつ病を克服しなければだめだと頑張らずに、心や体に疲れを感じたときは、まずは「休息をとる」そして、「誰かに相談する」ことで、心と体の疲れを軽減することが、再発を予防することにつながります。

ポイント

  • うつ病は再発率が60%
  • うつ病はちょっとしたきっかけで再発してしまう
  • 心身からのサインを見逃さないように

うつ病の人への接し方


36928_9

うつ病の症状は、時に「寝てばかりいる」「同じことをばかりを繰り返して言う」ように見えてしまうことがあります。

うつ病は、精神科医の言葉を借りるなら「急性脳不全」の状態というほど、本人にとっては苦しく、症状を回復させるためには休息が必要になります。心と体のバランスを、本人自身がコントロールできない状況の時は、無理に外に連れ出したりすることも逆効果になることもあります。

そのためご家族は、主治医やカウンセラーと話し合い、患者さんにとって今、何が一番大切なのかを共有することが必要です。大切なことは、患者さんのことを過剰に心配しすぎたり、突き放したりしないことです。

うつ病はゆっくりと回復する疾患ですし、天候の変化や小さなトラブルなどでも悪化したように見えることがあります。一つ一つの症状の変化に、家族や友人ががっかりしたり期待しすぎないように心がけます。

また、「もうだめだ」「死にたい」といった言葉を繰り返す時も、「死にたいほどつらいのだ」と理解し、話を聞きつつ医師やカウンセラーに相談することが大切です。患者さんは、言葉にすることで、つらさを判ってもらいたいから繰り返し話すのです。

言葉を受け止めつつ、自分自身が巻き込まれないこと、同時に患者さんに「しっかりして」「早くよくなって」と今すぐにはできないことを言うことも避けるようにします。一つ一つの変化に喜一憂せずに、回復することを信じ、自然体で受け入れることが周囲に人に大切な態度になります。

ポイント

  • うつ病の人を正しく理解しよう
  • うつ病の人を自然に受け入れることが大切


※この記事は、医師・心理カウンセラーの資格を保有している方によって執筆されました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加