口臭

2015/01/16

口臭の原因がのどにあるというのは本当ですか

口臭の原因がのどにあるというのは本当ですか

口臭を気にして口腔内には気をつけていても、臭いのもとがのどから来ている場合もあるようです。のどがどのような状態の時に口臭が発生してしまうのでしょうか。

30代男性からの質問 :「のどが原因の口臭について」

口臭の原因がのどにあるという話しを聞きました。具体的にはどんなときに口臭と関連してくるのでしょうか?風邪などを引き、のどが痛い場合なども口臭が強くなることはありますか。

のどから口臭がでることもあります

風邪を引いた時や、のどが乾燥しやすい、もしくは疾患のある時に臭いが発生するようです。通常の風邪の場合を除き、回答にあるような症状に心当たりがあれば、受診を考えましょう。

のどからの口臭が気になる方は、のどの疾患やのどの奥の乾燥などが考えられます。風邪の時にも、熱や口腔内を殺菌しようと唾液の濃度が高まったり、口腔内が乾燥して口臭がきつくなります。口臭の原因としては、虫歯、歯垢、歯石、歯周炎、歯槽膿漏、舌についた白い苔のようなもの(舌苔)、唾液の分泌低下など、口の中の問題もあります。(看護師)
匂いの原因は口の中にあることが多いですが、のどが原因となる場合もあります。のどが乾燥しやすい人や弱い方にみられがちですが、咳をした時や、口を大きく開けた時に見られる小さな白い塊(膿栓)も匂いの原因になります。慢性鼻炎や蓄膿症は、鼻やのどに痰・鼻水が貯まり、それが口の中やのどに流れてくることにより匂いも強くなります。病気を治さなければ改善は難しいです。(看護師)
一時的な風邪の場合は、治癒とともに改善します。のどの病気(食道狭窄など、食道が狭くなり物が通りにくくなる症状や食道癌)の場合は腐敗臭のような匂いがしますので、匂いが気になった時には身体のサインだと思って、一度振り返る機会にしてみて下さい。(看護師)

口を乾燥させず、繊維質の食事を心がけて

口臭予防には、普段の食事や生活習慣の改善、そして口の中をよく動かし、のどや口腔内を乾燥させない工夫が大事です。

唾液の分泌の低下には、唾液腺(耳の下から顎にかけて)をマッサージする、よく噛んで食べる、口が乾燥しないよう、こまめに水分をとることが大事です。舌苔は、歯磨きの際に舌ブラシで優しくブラッシングすることによって除去が可能です。歯の疾患については歯科で治療をしましょう。(看護師)
ストレスや疲れも口臭の原因になるため、規則正しい生活を心がけて気分転換をし、運動や趣味でストレスを発散させましょう。食生活では夜遅い時間の食事は避け、臭いの強いものや動物性脂肪は消化が悪い為、翌日まで臭いが残ったり、胃がもたれたりします。夕食には控えるようにしましょう。(看護師)
繊維質を含む海藻類やキノコ類、生野菜などを積極的に摂り、肉より魚、和食を心がけてください。リンゴやナシ、パイナップルにも口臭予防効果があり、レモンは唾液を分泌させて口の中を爽やかにします。また便秘しないよう、乳製品をとって腸内環境を整えることも必要です。喫煙、飲酒も口臭の原因になり、胃腸が弱っている時や肝機能が低下している時にも口臭がきつくなります。心当たりがあれば病院を受診してください。(看護師)

口臭を感じた時は、体調不良のサインかもしれません。何か思い当たる場合は、迷わず医者に相談されることをお勧めします。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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