口臭

2015/01/17

歯槽膿漏が原因と思われる口臭を抑えるには

歯槽膿漏が原因と思われる口臭を抑えるには

歯茎が腫れ、自分でも不快感を覚えるほどの口臭。時間がない時は、どう対処したらよいでしょうか。

50代男性からの質問:「歯茎の腫れを抑えて口臭を防ぐ方法」

自分の口臭を不快に感じ、口の中を見てみたら歯茎が赤く腫れていました。恐らく歯槽膿漏ですが、歯槽膿漏は口臭の原因になりますか。また、歯医者に行きたいのに時間が取れません。歯茎の腫れを抑え、口臭に効果のある方法を教えて下さい。

口臭の原因と見られる口内の疾患

歯槽膿漏の他にも、口臭の原因となる口内の疾患例が挙げられています。

歯槽膿漏は口臭の原因のひとつです。他には虫歯、歯垢、歯石、歯周炎、舌苔も考えられます。舌苔(舌についた白い苔のようなもの)は、舌ブラシでおちます。口臭の要因となる唾液の分泌の低下には、唾液腺(耳の下から顎にかけて)のマッサージや、よく噛んで食べ、口が乾燥しないようこまめに水分をとるのも効果的です。(看護師)
歯槽膿漏は放っておくと炎症が進み、歯が抜けることも。少しでも進行を遅らせるため、歯磨きの際には歯垢が残らないよう歯間ブラシを利用して、隅々まで磨くようにしてください。(看護師)
歯も20代から徐々に免疫力が低下し、歯周病は30代後半から増加します。歯周病になると歯肉に膿が貯まり、歯周ポケット(深さ)が4mm以上になるとメチルメルカプタン(揮発性硫化物)が出るので、より強い匂いが発生します。(看護師)
少しの刺激で出血したり、歯はグラグラしませんか。歯茎が腫れている状態は歯肉炎。進行すると、歯の周囲に炎症が広がり歯周炎に。最終的にあごの骨が溶け出し、歯が動く状態になると、治療が難しくなります。歯垢、歯石も歯周病や口臭の原因になるので、できるだけ早目に歯科受診されることをお勧めします。(看護師)

口臭を抑える食べ物やケア方法

ストレスをためず、甘い物や夜遅い時間の食事は避けるなど、生活習慣にも要注意です。

臭いの強いものや、脂肪を含む食品や動物性脂肪は消化が悪く、翌日まで臭いが残ったり、胃がもたれたりしますから、夜は控えます。大豆製品、海藻類、キノコ類、野菜や果物などバランスよく摂るようにしてください。リンゴやナシ、パイナップルにも口臭予防効果があり、レモンは唾液を分泌させて口の中を爽やかにします。(看護師)
ストレスや疲れも口臭の原因になるので、規則正しい生活を心がけて運動や趣味でストレスを発散させましょう。便秘しないよう乳製品をとって、腸内環境を整えることも必要。喫煙、飲酒も歯槽膿漏を悪化させ、口臭の原因になります。(看護師)
歯茎が腫れると出血しやすいので、柔らかい歯ブラシで歯茎のマッサージを行い、血行を促進させます。1カ所に20回軽い負荷を加え細かな動きで磨いて下さい。歯茎が腫れると、歯と歯茎の間に溝ができて汚れが溜まりやすくなります。45度の角度で優しく磨きましょう。歯間や奥歯は歯ブラシでは汚れが落ちにくいので、デンタルフロスや歯間ブラシが効果的。歯周病の悪化を防ぎます。(看護師)
歯槽膿漏の患部に直接塗る製品や歯磨き粉も市販されており、普段のケアにプラスすると効果的です。磨き残しから悪化している可能性もあります。歯科では治療の他にも、普段から有効な歯磨きができているかを確認できます。(看護師)

様々な処置方法がありますが、歯医者へ行くのが一番の解決策なのは間違いありません。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加