健康

2017/05/29

リリカカプセル(プレガバリン)の副作用

リリカカプセル(プレガバリン)の副作用

リリカカプセルを飲み始めてから、めまいに悩まされるようになった相談者さん。リリカカプセル(プレガバリン)の副作用なのでしょうか。専門家にリリカカプセルの副作用についてお聞きしました。

30代男性からの相談:「リリカカプセルの副作用について教えて下さい」

がん治療のための化学療法の副作用で四肢の神経障害(痺れ・痛み)が抜けなく薬を処方して頂いたのを10年以上飲み続けたのですが、効果が薄らいできたので医師から薬を止められてしまいました。そこで、違う診療科の医師に相談したところ「リリカカプセル」という薬を処方して頂きました。

今は量を減らして25mgを朝晩2錠ずつ飲んでいます。半年前は3錠ずつ飲んでいたのですが、めまいがひどくなり処方量を減らして頂きました。

このリリカという薬で神経障害に効果があったという例があるのでしょうか。病院の医師には聞きにくいので教えて下さい。

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リリカカプセルでどのような副作用が現れるのか

リリカカプセルの有効成分はプレガバリンといいます。その副作用にはどのようなものがあるのでしょうか。

リリカカプセルは、臨床試験で神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)の改善に効果があると認められ、認可されたお薬です。(薬剤師)
神経障害性疼痛とは、神経が障害されることにより起こる痛みをいい、抗がん剤や帯状疱疹などウイルス感染、糖尿病、脊柱管狭窄やヘルニアなどによる神経の圧迫、事故や怪我などによるしびれや痛みといった神経障害を改善します。(薬剤師)
リリカカプセルの添付文書によると、「めまい」の副作用は22.5%の方に生じているようですので、頻度としては多い副作用になります。(薬剤師)
リリカカプセルの有効成分であるプレガバリンは、神経が障害されることにより、過剰に放出される痛みを伝える物質の放出を抑え、しびれや痛みを和らげます。服用中、めまいや眠気、むくみの副作用が現れやすいため、注意が必要です。服用中は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作は避けましょう。さらに、高所の作業も危険です。(薬剤師)
また、リリカカプセルは、服用量を1週間以上かけて、少量から徐々に増やし、中止の際も1週間以上かけて、徐々に減量していく必要のある薬です。急に服用をやめると、不眠や不安、吐き気、頭痛などを起こすことがあります。リリカカプセルの服用は、勝手に服用を中止したり、服用量を変更したりせず、医師の指示をしっかり守ることが大切です。(薬剤師)
めまいは、転倒や大きな事故にもつながる、深刻な症状です。そのような症状が出る場合、担当医師が処方されたように、薬の量を減らしたり、服用を中止する処置がされます。もし、薬の量を減らしても症状が改善しない場合は、必ず、医師に相談をしてください。薬の種類を変えるなどの選択肢もあります。(薬剤師)
もし、医師に相談しづらい場合は、近くの薬局の薬剤師に相談してみるのも良いと思います。また、リリカカプセルは他の薬との相互作用(飲み合わせ)にも注意が必要な薬ですので、もし、他の薬も使用されているようでしたら、必ずその旨を医師に伝えてください。(薬剤師)

リリカカプセルによってめまいなどの副作用が起こることが分かりました。日常生活でめまいが起こることで重大な危険に見舞われる可能性がある場合は十分に注意し、医師に相談しましょう。

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