ちゃんと歯磨きしていても歯石ができるのはなぜ?

  • 作成日:2017.05.28
  • 更新日:2017.05.22
健康

歯のケアをしっかりと行っていても、歯石がついてしまうことがあります。なぜちゃんと歯磨きをしているのに歯石がついてしまうのでしょうか。

40代男性からの相談:「ちゃんと歯磨きしているのに歯石ができるのは仕方ないこと?」

先日、久しぶりに虫歯の治療をしたときに、歯石の除去も行なっていただきました。特に下前歯の裏に溜まった歯石が本当に石みたいに硬く付着していて、除去するのに結構時間がかかってしまいました。

歯科衛生士さんに歯石がたまらないようにするための歯磨きの仕方を具体的に教わり早速実践しているのですが、やっぱり歯と歯肉の境目のところに少しずつ歯石が溜まってきてしまいます。縦に磨いたり、時間をかけて磨いているのですが、あまり効果がありません。

歯石ってある程度諦めなければならないのでしょうか? 歯石のたまらない歯磨きの仕方を教えていただきたいです。

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ちゃんと歯を磨いていても歯石ができてしまうワケ

なぜ歯磨きを頑張っていても歯石がつくのでしょうか。専門家にお答えいただきました。

一生懸命歯磨きをしても、歯石がついてしまうのなら、不安に思われることでしょう。歯石がたくさんついてしまいますと、おっしゃる通り取り除くのは、とても大変になります。ですので、歯石が付きにくいよう、丁寧に磨く必要があります。(歯科医)
ところで、その歯石は、どうして作られるのでしょうか。それは、唾液の成分からと言われています。顎の下や舌の下には、顎下腺や舌下腺という、唾液を作る大元の組織があります。唾液は、そこで産生され、導管を通り開口部から唾液を放出します。この顎下腺や舌下腺の開口部が、ちょうど下顎の前歯の裏側にあります。下顎の前歯は、常に唾液にさらされているので、唾石がつきやすくなるのです。(歯科医)
歯石は、歯磨きで磨き残した歯垢が固まったものです。つまり、理論的には歯磨きで全ての歯垢が取り除けていれば、歯石は着きません。しかし、実際には歯磨きで全ての歯垢を取り除くのは非常に難しいです。(歯科衛生士)
下顎の前歯の内側は特に磨きにくく、唾液腺の開口部(唾液が出てくる部分)のすぐ近くなので、歯並びや唾液の性質によっては1週間程度で歯石が着いてきてしまうこともあります。(歯科衛生士)
丁寧に歯磨きをしても、限界があるのはこうした理由からです。これは、歯磨きができていないからではありません。歯磨きを丁寧にしておけば、付く量は確実に減ります。この時、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間まで磨くことが大切です。そして、どうしてもついてしまう歯石は、歯科医院で早めに取ってもらいましょう。(歯科医)
そして、一旦歯石が着いてしまうと、その上にどんどん歯石は積み重なっていきます。歯石が着かないようにするには、歯磨きだけではなく、フロスや歯間ブラシなどの細かい清掃用具も使う必要があります。(歯科衛生士)
また、唾液の性質によって歯石ができるのが早い人であれば、毎食後こまめに歯磨きをしなくては歯石は着いてしまいます。ある程度はあきらめても良いとは思いますが、あきらめるのであれば年に数回は、歯石を取りに歯科医院に行くのが良いと思います。(歯科衛生士)

歯石は歯垢と唾液の反応によってできあがるもの。場所によってはすぐに歯石になってしまうといいます。こまめな歯磨きはもちろん、定期的な歯のメンテナンスを行うことが大切だといえるでしょう。

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