口臭

2015/01/09

胃酸過多の口臭は改善できる?

胃酸過多の口臭は改善できる?

胃が弱く、胸焼けや胃もたれをしやすいという質問者の男性。胃酸過多の体質で口臭に悩んでいるとのこと。胃から込み上げる臭いを抑える方法はあるのでしょうか?

30代男性からの質問:「胃酸過多による口臭は治るのですか?」

食後に胸焼けのようなものがあり、胃がもたれやすいです。病院で相談すると、なんでも胃が生まれつき弱くこういった症状が出やすいそうです。体質なので胃酸過多なのは仕方がないのですが、それによって口臭が出て困っています。臭いが出てきた際に抑える方法があれば知りたいです。

水分摂取や歯磨きで対策しつつ、食生活を見直すことが重要。

胃酸過多で出てきた口臭は、水分摂取や歯磨きなどで対策できるようです。しかし口臭を改善するためには、胃に負担をかける食生活を見直すことが重要だといいます。

胃酸過多の方はゲップが出やすく、胃酸のすっぱい臭いが込み上げて口臭がきつくなることがあります。胃酸は、食事の消化活動で副交感神経が優位に働くことで分泌されます。臭いが出てきたら、水分を摂って胃液を薄めたり、マウスウオッシュでうがいしたり、歯磨きをすると良いと思います。ガムを噛んで唾液の分泌を促すのも良いでしょう。(看護師)
胃からくる口臭を改善するには、日頃から胃にかかる負担を減らし、胃に優しい生活を心掛けることが大切です。まず第1に脂の多い食べ物やアルコールの大量摂取を避けることです。どちらも胃荒れや胃もたれの原因になります。(看護師)
胃を刺激する辛いもの、酸味が強いもの、味付けの濃いものは避けるようにしましょう。熱すぎるもの、冷たいもの、固いものや消化の悪いものも胃酸の分泌を促します。極力控えましょう。(看護師)
消化の良い柔らかいもの、鶏肉や大豆製品、白身魚、乳製品など良性の蛋白質を摂り、胃に負担をかけないようにしましょう。クエン酸を含む梅干しは胸焼けを改善させ、胃液の分泌を正常に戻す効果があると言われています。毎食約1個召し上がってみてください。(看護師)
食べ過ぎもよくありませんから、よく噛んで、食事の量は腹八分目くらいにしてください。(看護師)
なるべく食事の時間を決め、就寝の3時間前までに食べることが理想的です。少なくとも食後1.5時間はあける必要があります。(看護師)

ストレスや喫煙も胃に負担をかける一因。

ストレスや喫煙も胃に負担をかけるといいます。また、ストレスによる胃炎が口臭の一因になる場合も。

ストレスや自律神経失調では、緊張している場面でも副交感神経が働き、胃酸の分泌が活発になる場合があります。(看護師)
胃はとてもデリケートな器官なので、ストレスや体調不良などで簡単に胃炎を起こすこともあります。胃炎も口臭の原因になります。胃もたれが持続する場合は早めに病院を受診することをおすすめします。(看護師)

胃酸過多による口臭の改善には、食生活、ストレス、喫煙などで胃にかかる負担を減らすことがカギとなるようです。出た臭いは水分摂取や歯磨きなどで対策しつつ、胃にやさしい生活を心掛けると良いでしょう。胃炎が口臭を招く場合もあるようなので、胃もたれが続く場合は胃炎を疑い、治療するのも一つの手です。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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