口が臭いのは虫歯のせい!? 虫歯にならないようにする方法

  • 作成日:2017.05.05
  • 更新日:2017.07.31
口臭
監修

Masahiko Shikaya
フリー医師

口が臭いと健康に問題が出るだけでなく、その人の第一印象や人間関係を悪くすることがあります。口臭の原因となる代表的な病気が虫歯です。今回は、虫歯が口臭に繋がる原因や発生しやすい場所、虫歯を予防するのに効果的な口内ケア方法などについてご説明します。

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虫歯で口が臭ってしまう5つの原因

口臭が発生する原因には様々なものがありますが、その一つが虫歯です。その虫歯によって起きる口臭の原因は5つあります。

1、神経が腐る

虫歯が進み、神経が腐るという状態にまでなると臭いが発生します。虫歯は放置していると神経まで達し、腐らせます。神経が腐った腐敗臭が口臭の原因となるのです。

2、膿

歯の神経が虫歯によって壊死すると、そこに菌が繁殖しやすくなり、その菌から歯茎を守ろうとします。その結果、膿が出て歯と歯茎の間から膿が流れ出ることで、口臭に繋がります。

3、発酵臭

虫歯になると本来は硬い歯が溶かされ発酵していきます。その発酵臭自体が口臭となるのです。

4、差し歯

差し歯にすると、その部分の歯の神経は取り除かれていたり、治療されていることが多いため、差し歯の中で虫歯が発生しても気がつかないことがあります。差し歯の中に虫歯菌が入り込みプラークが発酵すると、口臭が発生したり、時には歯茎から出血することもあります。

5、歯茎の腫れ

歯茎が腫れている状態は、虫歯菌によりその場所が不潔になることで起こります。すると、膿や血による臭い匂いが発生するのです。

虫歯のできやすい場所

虫歯のできやすい場所はいくつかありますが、特に歯磨きが行き届きにくい場所に集中します。歯磨きが行き届きにくい場所としては、歯の溝、歯の間、歯と歯茎の境目などが挙げられます。

歯の溝とは、噛み合わせ面の溝のことです。噛み合わせ面は、一見最も歯ブラシの毛が触れていそうですが、その溝は狭いため、歯ブラシの毛が入り込めず汚れが溜まったままになることも多いのです。同じように、歯と歯の間も狭いため歯ブラシが行き届かず、虫歯になりやすいです。

歯と歯茎の間は、歯磨き時に歯茎をマッサージするように意識して磨いていれば汚れを落とすことは出来ますが、かなり入念に磨かなければ汚れが溜まってしまいます。また、親知らずや前歯の裏側も磨き残してしまうことが多く、虫歯ができやすい場所といえます。

虫歯以外が原因の口臭にはどんなものがある?

虫歯以外にも口臭の原因となることがいくつかあります。まず、プラーク(歯垢)や歯石などの歯の汚れ、舌の汚れである舌苔、歯周病など、口内に起きる病気が口臭をつくりだします。口内がこのような状態だと、口臭は生ゴミのような腐敗臭に近いものになります。

また、腎不全も口臭の原因となることがあります。腎不全により腎臓の機能が低下すると老廃物が排出されにくくなり、その体に溜まった老廃物の臭いは口臭として発せられます。この時の口臭は、アンモニア臭を含んだ臭いになるといわれています。

他にも、甘い感じの臭いなら糖尿病や脂質代謝異常、ゴムやガスなどの化学物質のような臭いの口臭なら、ビタミンE不足などといったことが考えられます。

虫歯による口臭を予防する方法

では、虫歯が原因で口臭が発生している場合、どうすればそれを取り除くことが出来るのでしょう。

即効性が期待出来る方法として挙げられるのが、重曹でのうがいです。虫歯の原因は口内が酸性になることです。重曹は炭酸水素ナトリウムというアルカリ性の物質なので、重曹うがいをすることで口内を中性に近づけ、虫歯やそれに伴って起こる口臭を予防します。

また、クエン酸も虫歯や口臭予防に効果を発揮するといわれています。クエン酸には唾液の分泌を良くして口内の細菌の餌となるたんぱく質を除去する作用があるため、虫歯を予防してくれます。

歯磨きの仕方を見直すことも、虫歯による口臭予防をするには必要なことです。歯磨きは毎日のことなので、いつも磨き方は気にせず無意識に磨いている人も多いかと思います。しかし、磨き方に意識を向けることで、歯の汚れは更に落ちやすくなります。

歯科では歯を磨く時、歯に対して直角に歯ブラシを当てています。こうすることで、歯の凸凹についた歯垢がよく落ちるのです。

歯磨きには適切なタイミングもあります。食後すぐに磨く方が良いというイメージがあるかもしれませんが、食べてすぐは口内の酸が強く、そのタイミングで歯磨きをすることで歯の表面を守るエナメル質が剥がれ落ちやすくなってしまいます。そのため、食事から30分後くらいが良いとされています。

そして、歯ブラシで磨いた後は、歯間ブラシや糸ようじで歯と歯の間の掃除をすると良いでしょう。歯ブラシで落ちる汚れは全体の60パーセント程と言われているため、歯間ブラシや糸ようじでの掃除は虫歯予防をするには必須といってもいいでしょう。

虫歯による口臭の治療方法は?

既に虫歯ができており、口臭が発生してしまっている場合はどのように治療したら良いのでしょう。

まず、虫歯ができているという時点で、歯医者での治療は必須となります。虫歯はいちどできると普通の歯磨きでは治らないので、病院には必ず行きましょう。

病院でレントゲンを撮ったり検査を受けたりすると、虫歯の範囲や適した治療方法、今後の対策などについても教えてくれます。また、虫歯の原因が歯並びにある場合、歯列矯正などで歯並びを良くし、虫歯を予防することも出来ます。

まとめ

虫歯が原因の口臭を取り除くには、虫歯の治療はもちろん、うがいや歯磨きなどの日々のケアも大切です。しかし、セルフケアだけでは気をつけていても虫歯になってしまうことがあります。日常のケアに加えて、定期的に歯医者で検診を受け虫歯が無いかチェックする習慣をつけることをおすすめします。

また、虫歯や歯周病などの口のトラブル以外の原因で発生する口臭もありますので、原因が分からない場合は口臭外来を受診するのも良いでしょう。

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