生姜の健康効果と食べる際の注意点

  • 作成日:2017.05.05
  • 更新日:2017.07.31
健康
監修

Masahiko Shikaya
フリー医師

さまざまな健康効果が注目されている生姜。生姜のレシピ本が数多く販売されていたり、生姜商品も多数登場をしています。健康によいという認識は広まっているようですが、具体的にどのような働きがあるのでしょうか。

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生姜について

生姜とはショウガ科ショウガ属に属する植物で、食用とする部位は肥大した根です。大きく大生姜・中生姜・小生姜に分類することができます。大生姜は1kg以上にもなる大きな生姜で、代表的な品種には土佐一号、長野一号などがあります。

中生姜は大生姜よりも小さく、辛みがあることが特徴です。代表的な品種には、黄生姜や三州などがあります。小生姜はハジカミなどとして食することが中心で、金時や谷中といった品種があります。生姜の90%ほどは水分です。

ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCといった栄養が少量含まれている他、ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンといった生姜の辛みになっている成分も含まれています。

生姜の健康効果

生姜に含まれるジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンには、さまざまな効果が期待できます。

冷え性

男性は女性に比べて冷え性に悩む方が少ないようですが、運動不足・不規則な生活・偏った食事などが原因で冷え性で悩む方もいるようです。また、冷え性の自覚がなくても、手先・足先は温かいけれどお腹が冷えている隠れ冷え性の可能性もあります。

生姜には冷え性を改善する効能があります。生姜に含まれるジンゲロールには、血管を拡張して血流をよくする働きがあるのです。一方、ショウガオールには、熱を作る力を高める働きがあります。

ジンゲロールはお腹に集まっていた温かい血液を全身に巡らせるように働くため、お腹が冷える心配があります。しかし、ショウガオールは熱を作る力を高めるので、そのようなことはありません。

生の生姜にはジンゲロールが多く含まれていますが、加熱をすることでジンゲロールがショウガオールに変わり、冷え性の改善作用が高まります。生姜を食べることで3~4時間温かさが続くといわれています。

ダイエット

ダイエットを成功させるためには代謝を高めることが大切です。冷えた体では代謝が低くなってしまい、痩せにくい体質になってしまうのです。

体温はエネルギーを燃やした際に生まれる熱が体温を上げています。つまり、体温が低いということはエネルギー消費量が少ないということです。体温が1℃上がると代謝が12%アップするといわれています。

生姜には冷え性を改善する働きがあり、体温が上昇をします。エネルギー生産量が高まり、代謝がよく痩せやすい体に近づくことができるのです。

風邪予防

生姜には風邪などの病気を予防する働きがあります。冷えは万病のもとといわれており、体温が1℃低下をすると免疫力が30%も低下をするといわれています。体を温めれば免疫力が上昇し、風邪などの予防効果が期待できます。

ジンゲロールには殺菌効果があり、風邪や肺炎などの原因になる細菌類を殺菌するといわれています。

アンチエイジング

老化の原因の一つが活性酸素で、ジンゲロールやショウガオールには抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれます。活性酸素は健康な細胞をさびつかせて老化を進行させます。

呼吸をした際、ストレス、喫煙、睡眠不足など日常生活の中で活性酸素は発生しています。活性酸素の発生を防ぐことはできないので、活性酸素に対抗する抗酸化成分を摂取することが老化予防には大切になってくるのです。

どうやって摂取するのがいいの?

1日の目安摂取量は10~20gです。たくさん食べるほど病気の予防など健康効果が高まりそうですが、食べ過ぎると胃に負担をかけてしまいます。また、体内に熱がこもるのでイライラしやすい方や胸やけを起こしやすい方は食べ過ぎに気をつけましょう。

生で食べるか、加熱するかで成分に違いがあります。生の生姜にはショウガオールが多く含まれていて、加熱をするとショウガオールがジンゲロールに変化をしてジンゲロールが多くなります。

ジンゲロールは空気に触れた状態で加熱をすると減少してしまいます。ジンゲロールを効率よく摂取するなら、できるだけ空気に触れないようにしましょう。チューブ入りや粉末の生姜が販売されているので、こういったものを利用するとよいでしょう。

生姜を乾燥させることでショウガオールが増えるので、粉末の生姜には高い冷え性の改善が期待できます。なお、漢方薬では乾姜といって乾燥した生姜を用いています。血液の流れをよくしたり、風邪の予防するなら生で、冷え性の改善を期待するなら加熱して摂取するとよいでしょう。

おすすめ生姜レシピ

冷え性におすすめのレシピが生姜紅茶です。

発酵した食品には温める作用があるので、発酵しているお茶である紅茶には体を温める働きがあります。ダージリン・アールグレーなどの紅茶の種類がありますが、種類は好みで選んでください。

  • 1杯あたり1~2パックを使用します。
  • 紅茶を入れたら、すりおろしたものを小さじ1杯を加えます。
  • 混ぜたら冷めないうちに飲みましょう。

甘さが欲しいときは、白砂糖ではなく黒糖がおすすめです。白いものには体を冷やす作用があり、黒いものには体を温める働きがあるからです。

生姜紅茶は生姜に熱を加えるためショウガオールが多いのですが、ジンゲロールを摂取するならジンジャーエールがおすすめです。グラスに炭酸水、おろした生の生姜、はちみつを加えてかき混ぜればできあがりです。生姜やはちみつの量は好みで加減してください。

まとめ

生姜には血液の巡りをよくして冷え性の改善・ダイエット・風邪の予防などさまざまな効能が期待できます。生姜に含まれる成分は生、または加熱によって変わりますので、これらの効能を得るためには調理の仕方に工夫が必要です。どのような目的で生姜を摂取するかによって調理方法を変えて、上手に生姜を活用してみましょう。

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