口臭

2015/01/08

胃炎が原因?おかしな口臭にはご注意!

胃炎が原因?おかしな口臭にはご注意!

口臭がきつく、しかも臭いが少し変だということで悩んでいる男性から、口臭の原因は胃炎ではないだろうかという相談です。おかしな口臭には、どんな原因が考えられるのでしょうか。

50代男性からの相談:「胃炎が口臭の原因でしょうか」

息が臭うことが多く、困っています。妻からは臭いも少し変だといわれており、ただ口の中が不潔なのではなく、胃炎か何かが原因ではと思っています。胃炎で口臭がきつくなるのでしょうか。普通の口臭とは違う臭いがするのでしょうか。

慢性の胃炎が原因となっている可能性が。

慢性胃炎のため胃酸が不足している場合、消化しきれない食物が発酵して口臭を引き起こしていることが考えられます。

慢性胃炎が原因で口臭が起こることがあります。口腔内に歯周病や虫歯などの原因がないにも関わらず口臭が強いといった場合には、消化器系の障害を疑ったほうがよいかもしれません。(看護師)
慢性胃炎で胃酸が出にくくなってしまっている口臭の場合、食べたものを消化する胃酸が少ないと食べたものが未消化となり、胃の中に長く停滞します。すると本来なら腸の中でおこなわれるはずの発酵が胃の中で始まり、発酵臭が肺に入って呼気に現れる場合があります。(看護師)

胃酸過多と逆流による口臭の可能性も。

ピロリ菌による胃酸過多や逆流性食道炎なども、通常の口臭と少し違う口臭を引き起こす原因となることがあります。

胃の中にピロリ菌がいる場合、ピロリ菌の出す中和物質のせいで胃酸が薄くなります。胃がそれを補うために大量の胃酸を分泌することで、逆に胃酸過多になる場合があり、酸の臭いが逆流して強い口臭を生むことになります。 (看護師)
胃炎もそうですが暴飲暴食や喫煙、飲酒が多い男性ですと、逆流性食道炎による胃酸の逆流で口臭がすっぱい匂いを含んで普通の口臭よりもきつく感じる事があります。朝起きて吐き気があったり最近朝は食欲がないと感じたら、食道炎の可能性があります。(看護師)

口臭の原因の9割は口腔内にあるといわれていますが、内臓などほかの部分の不調が口臭として現れてくることも。胃炎に関して言えば、胃酸が出にくい状況、胃酸過多の状況ともに口臭を引き起こす場合があるようです。もちろん虫歯や歯周病、口腔衛生不良などの原因をまず排除したうえでという前提ではありますが、臭いが少しおかしいと感じ、同時に胃の不調も気になっているようであれば、関連を疑ってみることもできるでしょう。食事などの生活習慣に注意し、胃腸の調子を整えるとともに、ピロリ菌の疑いに関しては適切な治療をすることが必要です。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加