健康

2017/05/02

歯石除去で出血するのはなぜ?

歯石除去で出血するのはなぜ?

歯科医院の口内メンテナンスの中に歯石除去があります。今回の相談者さんは歯石除去を行う際に歯茎から出血してしまうといいます。それが原因で歯石除去をためらっているようです。なぜこのような事態に陥っているのでしょうか?

50代男性からの相談:「歯石除去すると出血してしまうのは避けられないこと?」

歯石除去について質問させていただきます。一度歯科医院で歯石除去をしてもらったことがあります。生まれて初めての経験でしたが、かなり歯茎からの出血がありました。定期的に歯石除去をする必要性は感じていたのですが、それがあって以来、出血が怖くて歯石除去をしないままになっています。そこでお聞きしたいのは、歯石除去をすると出血するのはやむを得ない事なのか、それともあの時はたまたま出血しただけだったのかという事です。もしそれほど出血しないのならば、定期的に歯石除去に通ってみようかと思っています。

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歯石除去の時に歯茎から出血してしまう理由とは?

歯石除去で歯茎から出血するのはなぜなのでしょうか。専門家に原因について解説していただきました。

歯石を除去してもらうつもりで歯科医院を受診しただけなのに、出血してきたら不安になりますよね。困ったことに、歯石の除去の際にある程度の出血は避けられないことの方が多いです。なぜなら、歯石がついていると歯茎が炎症を起こしてしまうからです。(歯科医)
歯石除去の際に出血があることは珍しくありませんが、久しぶりの歯石除去や、歯石が大量に溜まっていた場合、歯周病、歯肉炎を起こしている場合には、歯石除去による出血は避けられないといってもいいかもしれません。(歯科衛生士)
歯肉が炎症を起こしている状態で、そこにへばりついている歯石を除去しているので、どうしても出血をともなってしまいます。(歯科衛生士)
歯茎は炎症を起こすと腫れてきます。腫れてくると、その部分の歯茎は弱くなってしまいますので、歯石を取り除く様な刺激で出血をきたしてしまいます。つまり、歯石を取ってもらいに歯科医院を受診を受診するのは、当然ですが歯石がついているからでして、そのとき既に歯茎は炎症を起こしているから、出血しやすくなっているのです。これが歯石を除去する時に出血する理由です。(歯科医)
ただ、その時の出血量を抑えることは出来ます。それは、歯石がたくさんたまらないうちに、歯石を除去することです。歯石の量が少なければ少ないほど、歯茎の炎症は軽くなるからです。炎症が軽ければ、出血も少なくなります。ですから、出血量を抑えるためにも、定期的に歯科医院で歯石がたまってくる前に取り除いてもらう方がいいでしょう。(歯科医)
しかし、歯石除去で出血がほとんどない方もいます。腔内の衛生状態がよく、歯石が少ない方や、歯肉炎歯周病を起こしていない人では、出血なく歯石を取ることもできます。年に数回、定期的に歯石除去を行っていれば、そのうち出血はしてこなくなるのではないかと思います。(歯科衛生士)
あとは術者の腕にもよるので何とも言えません。同じ歯石除去でも、術者の技術力や使用する器具によって、痛みや出血の度合いは変わってくるでしょう。(歯科衛生士)

歯石が多く溜まっている場合には歯石除去をすると歯茎から出血しやすくなってしまうようです。こまめなケアや日々の歯磨きを徹底することで、歯石除去も快適になるかもしれません。

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