健康

2015/01/07

高血圧の原因は家系にあり?

高血圧の原因は家系にあり?

今のところ問題はないものの、両親が高血圧だったため、遺伝的に自分も高血圧になってしまうのではないかと考えている男性からの相談です。高血圧の原因は遺伝によって受け継ぐものの影響が大きいのでしょうか?

40代男性からの相談:「高血圧の原因は何なのか」

両親共に高血圧でした。私も同じ家系なのでやはり高血圧になるのでしょうか。今のところ兆候は無いのですが、高血圧の原因が家系にあるとすると避けて通れないのかなと心配しています。また、食事なども今はまだ気を遣っていませんが、今後は気をつけて食べたほうがよい食べものなどはありますか?

受け継ぐのは体質だけではない。高血圧を招く食習慣も。

体質の遺伝という側面は確かにあるものの、受け継いだ食習慣が高血圧のリスクを高めている場合が多いようです。

高血圧は遺伝すると言われていますが、もっと重要なのは、親と同じような食生活に慣れてしまっていることです。自分の家で当たり前になっている食習慣が実は高血圧を招くことだったりします。(看護師)

塩分を控え、カリウムを摂る食習慣を。

塩分は思っている以上にいろいろなものに多く含まれています。摂りすぎに注意するとともに、塩分を排出してくれるカリウムを意識的に摂取するようにしましょう。

まずは食事の中の塩分の摂り過ぎには気を付けてください。塩分の摂り過ぎで高血圧になる人は多いのです。野菜と和食中心の食生活にする事や濃い食事の回数を減らすだけでも血圧は安定するので是非やってみてください。(看護師)
食事で気を付けたいものは食塩です。しおから、漬物、干物、ラーメンなどです。また、加工食品にも多く含まれており、ちくわやしらす、バター、食パンなどです。外食にも食塩が多く使われていることがあるので気をつけたいところです。(看護師)
気をつけて摂ったほうがよいのは、カリウムを含む食事です。カリウムは、体内の余分な塩分を排泄する作用があります。カリウムは、新鮮な野菜や果物に多く含まれています。野菜は、熱を加えたり、水にさらすとカリウムが失われやすいので気をつけたいところです。果物は生で食べるものが多いのでおすすめです。しかし、糖分も多く含まれているため、食べ過ぎには注意が必要です。(看護師)

幼いころから身についてきた自分の家庭の食習慣を改めるのは、簡単なことではありません。たいてい、濃い味のものを美味しいと感じるように味覚が形成されてきたからです。塩や醤油の代わりに出汁や酢をうまく活用し、少しずつ薄味の美味しさに慣れることで、高血圧家系のリスクを断ち切ることができるとよいですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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