健康

2017/04/16

卵とコレステロールの関係について知りたい!

卵とコレステロールの関係について知りたい!

かつて、卵は1日1個といわれていました。コレステロールをコントロールするためでした。しかし、特に個数は問題ではないという情報も広まり、卵とコレステロールについては何が正しいのか判断がつかない状況。そこで、専門家に卵とコレステロールの関係性についてお聞きしました。

50代男性からの相談:「卵とコレステロールの関係について医学的に教えて下さい」

昔は卵を食べすぎるのはコレステロールが高くなってしまうのでよくないといわれて1日1個までなんて言われていたかと思います。しかし、最近では特に個数は問題ではないという情報もあり、本当のところは卵とコレステロールの関係はどうなのかなと疑問に思い質問させていただきました。卵を例えば1日2個食べる習慣があると健康にはよくないのでしょうか? 調理法によっても変わってくるのでしょうか? ご教授ください。

似た質問もチェックしてみましょう

>>コレステロールを下げるための3つのポイントって?

卵はコレステロールの観点から見るとどうなのか?

専門家に卵とコレステロールの関係についてお聞きしました。

卵にはコレステロールが高濃度に含まれています。100gあたりに420mgで、他の食材に比べるとかなり高い数値です。しかし、最近の研究結果で、卵を食べたからといって、血中コレステロール値に影響を与えるとは言えないということが分かっています。(看護師)
卵にはその他の栄養素もかなり豊富に含まれているため、健康に良いのではないかとも言われています。一方で、もともとコレステロール値が高い人が食べ過ぎると更にコレステロールを上げることも分かっています。適切な量としては、1日に2~3個くらいまでと言われています。(看護師)
また、注意したいのは、卵を使った料理法により、脂質や糖質が摂り過ぎになることもあるということです。卵そのものの栄養素やコレステロール値は変わりませんが、例えばオムライスなどではバターなどもたくさん使うため、同じ卵料理でも卵かけご飯に比べるとカロリーやコレステロールは高くなります。(看護師)
卵は確かにコレステロール値の高い食品です。脂質代謝異常の人は1日300mg/dL以内のコレステロール摂取量と指導されています。卵一つに200mg/dL以上が含まれています。(看護師)
卵はとても栄養価が高く、良質のたんぱく質が含まれています。比較的簡単に栄養が摂れる食品でもあります。まったく食べないようにするのではなく、食べる量を減らしていき摂取量を控えていけばよいかと思います。(看護師)
コレステロールの摂取を控えるだけでばなく、バランスの取れた食事をすることが大切です。卵を控えても肉類や揚げ物を多く摂っていては意味がありません。野菜を多く摂るように心がけてください。また肉より魚を意識するとコレステロールの値も下がります。(看護師)

卵が~、などと話題になると、論点は卵だけに絞られていると考えてしまいがちです。しかし、身体は様々な栄養素の働きによって体機能を維持しているのです。一概に、どの食品が悪者だとかいいものなのかと断じることはできません。食は健康を支えるためのものですが、健康のためにあるものではありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加