会議中や電車でお腹がゴロゴロ…過敏性腸症候群にならないためには?

  • 作成日:2017.04.05
  • 更新日:2017.07.31
メンタル
監修

Masahiko Shikaya
フリー医師

「大事な場面になるとおなかがゴロゴロする」、特に変わったものを食べたわけでも無いのに下痢をする」といった状態になったことはありませんか? それは単なる下痢や腹痛ではなく、過敏性腸症候群という病気かもしれません。

過敏性腸症候群は、ストレスが原因で陥ることが多いといわれている腸の病気で、現在多くの日本人がこれにかかっています。今回は、この過敏性腸症候群の症状や原因、対策法についてご説明します。

過敏性腸症候群にならないために気を付けるべきこと

病院での治療も有効的ですが、日々の生活習慣を改善させることで、過敏性腸症候群を予防することもできます。

まず、食生活に気をつかいましょう。便秘型の人は、食物繊維や水分をよく摂ることで、便秘を防ぐことができます。食物繊維の多いキノコ類やゴボウなどの根菜、体から老廃物を排出することを促すカリウムと水分を多く含んだスイカや、バナナなどを食べることをおすすめします。

下痢型の人は、ヨーグルトや乳酸菌飲料などから乳酸菌をよく摂ることで、腸内の善玉菌を増やし下痢の症状を緩和させることができます。また、善玉菌が増えることにより腸の免疫力が高まり、下痢と便秘両方の症状に強い腸に近づいていくのです。

毎日の適度な運動も、この病気を防ぐためには大切なことです。運動をすることで血行が良くなり、代謝が促され、排便を助けてくれます。

また、体を動かすことにより、ストレスが発散され腸もリラックス状態になり、過敏性腸症候群になりにくい健康的な精神と身体へと導いてくれます。ジョギングやウォーキングがおすすめですが、運動が苦手な方でも簡単なストレッチなどでも体の緊張はほぐれます。

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群(IBS)とは、検査では腸や便に異常が認められないのにも関わらず、腹痛を伴う下痢や便秘が長期間に渡って続く症状のことをいいます。

もともと過敏性大腸と呼ばれていた病気ですが、この症候群にかかると小腸にも症状があらわれることから、過敏性腸症候群と名づけられました。

20~40代の年代に発症率が高いといわれており、便秘型、下痢型、便秘と下痢の両方を繰り返す交代型の3種に分類されます。特に男性の場合、下痢型の症状に陥ることが多いとされています。現在では日本人の10~20%がこの病にかかっているといわれています。

過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群の症状として下痢型があげられますが、これには腹痛や腹部への不快感を伴います。このタイプの人は、腹部の痛みやトイレに行きたいという欲求が突然、そして頻繁に起きます。

よって、トイレのない場所に長時間滞在出来なかったり、起き上がることの出来ない程の腹痛に襲われたりと、生活に大きな支障が出てしまいます。

また、長期間便が出ないという便秘型の人もいます。これは、腸が痙攣を起こし便が腸内で留まり、その間に便の水分がどんどん奪われていき、硬くなっていき排便が難しくなるという症状です。

そして、この下痢と便秘を交互に繰り返す交代型の人もおり、便秘にもなる分、下痢をした時の排便量や回数も多く、腹痛も激しいため、体へのダメージも大きくなりやすいとされています。

しかし、過敏性腸症候群の人は、腸や血液の検査をしても異常が診られないことが多く、病気の発見が遅くなることがあります。

どんな人が過敏性腸症候群になりやすい? 原因は?

過敏性腸症候群の原因はまだはっきりと分かっていませんが、ストレスがこの病気に大きく関わっていると考えられています。ストレスがかかると、ストレスホルモンが脳から分泌されることで腸が上手く機能しなくなり、下痢や便秘に繋がるといわれています。

ストレスに敏感な人がこの病気にかかりやすく、なかでも、ストレスへの耐性が未発達な20代や30代の若い世代の人が発症しやすいといわれています。

特に、社会人として新生活が始まりたての人は、生活や人間関係などの急激な変化がストレスホルモンの分泌を助長させ、腸に影響がでる場合があります。

また、この病気にかかると、お腹でゴロゴロと音が鳴ったりガスがでやすくなったりするため、人によってはそれを周囲に知られることを心配し、それがストレスとなり、症状を更に悪化させてしまうこともあります。

過敏性腸症候群の治療法

検査で発覚しにくいとされている過敏性腸症候群ですが、治療法の一つとしては、薬を使った治療があげられます。この治療に主に使われるのは整腸剤で、下痢型の人なら下痢止め、便秘型の人なら便秘薬や下剤などが使われることが多いです。

また、ストレスが原因で引き起こされることが多いといわれている病気なので、ストレスを緩和させる薬によって、症状を和らげるという治療法もあります。

症状を市販薬によって改善させることも出来ますが、精密検査をすることができるな胃腸内科へ相談することをおすすめします。

まとめ

過敏性腸症候群は、ストレス社会である現代に生きる人々にとってなりやすい病気の一つです。病院での治療もできますが、普段の生活のなかで腸の調子に気を配ることで予防もできる病気です。食事で摂取するものや運動量を意識し、健康な腸を手に入れましょう。

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