体臭

2015/01/03

加齢臭の原因は何?襟元や枕に漂う臭いのワケ。

加齢臭の原因は何?襟元や枕に漂う臭いのワケ。

中高年男性の悩みの代表格、加齢臭。今回は、枕カバーに感じる独特な臭いに加齢臭を危惧する男性からの質問です。

40代男性からの質問:「加齢臭の原因は何でしょうか」

最近枕カバーから独特の臭いがします。加齢臭だと思うのですが、普段から身体も洗っていますし運動も食事も気を遣っているつもりです。なぜ臭うのでしょうか?

加齢臭の原因は、皮脂の酸化と雑菌の繁殖。

加齢臭は、汗に含まれる皮脂の酸化によって生じる酸化臭。髪に覆われる頭皮は、高温多湿で雑菌が繁殖しやすいため、臭いやすいといいます。元々男性は女性より皮脂が多い傾向にありますが、食事や皮膚の乾燥、ストレスによっても皮脂の分泌は多くなるようです。

加齢臭や体臭は、汗の酸化によって起こる酸化臭が原因と言われています。顔は皮脂分泌の多い部位ですが、頭皮も顔とつながっていますし、頭髪がある分、皮脂や汚れ、汗などが溜まりやすいです。男性は女性よりも皮脂の分泌が多いため、脂性肌の方が多いと言われています。(看護師)
皮脂分泌が過剰となる原因として、脂肪分の多い食事や糖分を多く摂取している方、皮膚の乾燥や、ストレスなどが挙げられます。この脂分が時間とともに酸化することで臭いの一因となります。(看護師)
元々臭いを作り出す原因は雑菌です。汗などによって雑菌が繁殖すると、臭いが生まれます。いわゆる体臭と呼ばれているものです。顔周辺の臭いは、この雑菌と、皮脂の酸化した臭いが混合して発生するものです。雑菌の繁殖力と体臭は比例しています。頭皮は頭髪で覆われているため、高温多湿で雑菌が繁殖しやすい=臭いが発生しやすいのです。(看護師)

食事や洗髪方法…生活習慣の見直しを。

加齢臭は、食事内容や洗髪の仕方を見直すことでも対策できます。臭いを引き起こす生活習慣を改善することが重要です。

食事はなるべく高カロリー、高脂肪ものは避け、バランスのとれた、和食を心掛けてください。臭いのきついものや遅い時間の食事は避けましょう。βカロチンを含む緑黄色野菜には抗酸素化ビタミンも含まれており、加齢臭の消臭にも効果的です。(看護師)
ゆっくりとよく噛んで食べ、大量摂取を避けること、アルコールや喫煙も極力避けたほうが効果的です。(看護師)
頭髪に関しては、低刺激のシャンプーで地肌を優しく洗い、よく洗い流すことが大切です。臭いが気になると強くこすりがちですが、健康な皮膚には表皮ブドウ球菌という菌(体臭を防ぐ菌)が存在し、入浴やシャワーで8割の菌は流されます。残された2割の菌をゴシゴシと落としてしまうと、黄色ブドウ球菌と真菌(臭いの素になる菌)が増殖し、体臭が強くなってしまいます。(看護師)
シャンプー後は、しっかり乾かすことを心掛けてください。水分が残っていると、雑菌が繁殖して臭いの原因になります。(看護師)
よく使う枕カバーはこまめに取り替え、臭いが気になるようでしたら、洗濯の前に塩素系漂白剤につけ置きしてから洗うと良いでしょう。(看護師)

加齢臭対策のカギは、過剰な皮脂や臭いを強める雑菌の繁殖を抑えるケアにあるようです。 食事や誤った洗髪の仕方が臭いを強めている場合もあるといいます。生活習慣を見直し、改善できることを取り入れると良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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