健康

2017/04/03

善玉コレステロールとは一体なんなのか?

善玉コレステロールとは一体なんなのか?

コレステロールといっても2種類あります。悪玉と善玉です。コレステロールは身体に悪いというイメージなのに、なぜ善玉? そもそも善玉コレステロールってなに? その疑問にお答えいたします。

30代男性からの相談:「そもそも善玉コレステロールってなんなんですか?」

健康診断で善玉コレステロール(HDLコレステロール)の数値が正常値よりも下回っていました。今までは悪玉も善玉も正常値の範囲内に収まっていたので少し不安になっています。とはいっても昨年もそも前の年もギリギリの数値でA判定で、もともと少ない人間なのかなとは思うのですがやはり健康診断で危険信号がでると心配になってきます。
どんなことをすれば効果的に正常値まで戻ってくるのかを専門家の方から聞きたいと思います。そもそもコレステロールは悪のイメージがあるのに善玉がつくと「なんですかそれは?」という気持ちにもなるのですが。

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善玉コレステロールとは?

善玉コレステロールとは何なのでしょうか。身体にどのような働きをもたらすのでしょうか。

ご質問の善玉コレステロールはHDLコレステロールといい、コレステロールを血管から除去してくれますので、動脈硬化を防止することができます。人間はコレステロールが一定の割合でないと、重大な病気になります。血管に血栓が詰まる病気です。脳梗塞・心筋梗塞などです。(医師)
LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれており、活性化酵素による変性や生活習慣による影響を受けやすく、また血管内に入り込んでいつまでも留まり、血管を傷つけたり、血管に詰まりを起こし、血流の流れを悪くさせます。(看護師)
HDLコレステロールは、この余分なLDLコレステロールを一時的な脂肪の貯蓄場所である肝臓まで運びます。ですので、HDLコレステロールがある程度存在しないと動脈硬化を防ぐことはできないのです。(看護師)
コレステロールは脂肪の一種。脂質ですので水に溶けないものです、もちろん血液にも溶けません。そのため人間の体は、血液に溶かすためにたんぱく質と結びついていて、そのおかげで体中に運ぶことができます。(医師)
たんぱく質と結びついているのが、リポたんぱく質といいます。これにコレステロールがどのくらい含まれているかによって、HDLコレステロールやLDLコレステロールと呼びます。善名も悪玉もコレステロールです。(医師)

善玉が減り悪玉が増える原因

最後に専門家に善玉コレステロールが減ってしまう原因についてお聞きしました。

LDLが増えてHDLが減る一番の原因は食事です。3つのアから始まるアルコール、甘い物、油物の取りすぎが一番の原因です。これらを制限して、適度な運動を行うことがLDLコレステロールを減らして、HDLコレステロールを増やすためには大切ですので、心がけてみてはいかがでしょうか。(看護師)

コレステロールには身体に良い働きをするものとそうでないものがあります。2つのコレステロールは紙一重。ちょっとしたことで善玉コレステロールは減ってしまう…。だからこそ、日々の食事がカギを握るのです。

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