薄毛

2014/12/31

はげが遺伝するというのは本当なのか?

はげが遺伝するというのは本当なのか?

はげは遺伝するという話をよく耳にするのですが、両親ははげていないのにその子供は薄毛であるということも。親から子へ遺伝するのではなく、祖父母から孫への隔世遺伝のせいなのか、実際にはどのような仕組みではげは起こるのでしょうか。

30代男性からの相談:「はげは隔世遺伝する?薄毛の仕組みが知りたい!」

はげが遺伝する仕組みを詳しく知りたいです。隔世遺伝なので両親ではなく、祖父母をみる必要があると聞いたのですが、では逆に両親がはげていれば大丈夫ということでしょうか。髪質や生え方がはげやすいタイプだとよく友人に言われ、遺伝的にはげやすいのかどうか知りたいです。よろしくお願いします。

母方の祖父が薄毛だと、受け継ぐ可能性も

薄毛の隔世遺伝については明らかになっていないのですが、母親から受け継がれる感受性の遺伝が関係していると言われています。そのため、母方の祖父がはげていると自分もはげる可能性はあるようです。

はげの遺伝は明確になっておらず、隔世遺伝ということもありません。大きく分けると、男性ホルモンを強める酵素の遺伝、男性ホルモンに敏感な感受性の遺伝に分けられ、男性ホルモンを強める酵素を遺伝していれば、必然的に薄毛になる確率は高くなります。感受性の遺伝は母方からの遺伝が多いので、母方の祖父が薄毛であれば相談者様もその可能性があります。(看護師)
頭頂部や前頭部に薄毛が多く見られるのは、髪の成長サイクルを乱すジヒドロテストステロンの受容体が多いためです。受容体の感度を決める遺伝子は母方からの遺伝なので、母方に薄毛の男性がいれば、相談者様もジヒドロテストステロンへの感受性が高い、つまり薄毛になる可能性が高いといえるでしょう。(看護師)

遺伝だけで、はげになるわけではない

確かに遺伝もあるのですが、原因はそれだけではないようです。日頃の食事やストレス、頭皮のケアなども影響するので、薄毛になりにくい生活習慣を身につけることが大切です。

確率でいうと、両親が薄毛であれば子供の薄毛は70%、父親だけが薄毛であれば50%と言われています。あくまでも推測ですし、両親が薄毛でも遺伝しない場合もあります。薄毛の原因は遺伝だけでなく、生活習慣やストレス、食生活や頭皮のケアも関与します。(看護師)
薄毛は100%遺伝するものではないですし、薄毛の原因は遺伝だけではありません。健康的な食生活を心がけたり頭皮の血行を良くしたり、ストレスを溜めない、適度な運動を行う、睡眠をしっかりとる、タバコやお酒を控えるなどにより、薄毛を予防・改善することも可能です。(看護師)

母方にはげている男性がいる場合、高い感受性を受け継いで自分も薄毛になる可能性があるようです。しかし遺伝だけが原因ではないので、日頃から頭皮に優しい生活を送ることが大切です。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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