健康

2017/03/25

削ったり抜いたりする以外に虫歯の治療法ってないの?

削ったり抜いたりする以外に虫歯の治療法ってないの?

虫歯治療というとどんな方法を思い浮かべますか? キュイィィ…というあの音を思い出す人も多いかもしれません。虫歯を治療するには削ったり抜いたりする以外に方法はあるのでしょうか。

50代男性からの相談:「削る・抜く以外に虫歯の治療法はないのでしょうか?」

先日、虫歯になり歯医者へ行ったのですが説明もなく歯を削られました。まだ治療中です。恐らく抜くことはないと思います。先生に説明を聞けばよかったのですが、そのような雰囲気ではなく聞けませんでした。そこで教えて欲しいのですが、虫歯になった場合には、削る、抜く意外の選択肢はあるのでしょうか。
もちろん普段の予防が大切だとわかっていますが、加齢と伴に自分の歯が無くなっていくことに、少し恐怖感を感じています。身勝手な質問かもしれませんが、宜しくお願いします。

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虫歯への対処法…予防歯科という手段

虫歯への対処法として挙げられるのは、虫歯になる前に対策を講じていくという予防歯科です。予防歯科は、今では広く普及しています。予防歯科はなぜ重要なのでしょうか。

説明もなく歯を削られると、不安になりますよね。やはり治療の前の説明はとても大切ですが、聞きにくいような雰囲気があると、なかなか聞けないものですよね。虫歯を治療しているということですから、おっしゃるとおり抜くことはないのでしょう。虫歯の治療は、保険診療でも受けることはできますが、基本的に削って詰める、もしくは削って被せる、それが適わない場合は抜くことになります。(歯科医)
骨はリモデリングといって、常に新しい骨ができて古い骨を取り替えていますが、歯にはそのような働きはありません。永久歯が生えてきた後は、もう新しい歯は生えてきませんので、今ある歯をどれだけ大切に残すかが大切になります。そのためには、虫歯を予防する、再発しないようにする必要があります。(歯科医)
特に、二次齲蝕(うしゅく/口腔内の細菌によって起こる、歯の欠損のこと)といって、被せものや詰め物の段差などから虫歯が再発することが多いため、治療後の歯は注意しなければなりません。(歯科医)
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間まできれいに磨きましょう。自分に適した歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロス、そしてその使い方は、歯科医院で相談なさることをおすすめします。(歯科医)

虫歯にならないようにする、という対処法

虫歯はいったん進行することで、削らざるを得ない状況に至ってしまいます。そうならないために、虫歯にさせないということが必要なのです。

虫歯の治療法には抜く削る以外のものも存在します。最近ではヒールオゾンや高濃度フッ素などがありますが、これらはどちらも初期齲蝕にのみ適応可能であり、進行した虫歯では適応外です。(歯科衛生士)
ご年齢から察するに、今回の治療部位は、以前にも治療をされたことがある部分の再治療ではないでしょうか? おそらく、今回の場合には削るしかない虫歯だったのだと思います。(歯科衛生士)
しかし、何の説明もなしに歯を削られるということは歯科医師との信頼関係に問題を感じますね。説明をきちんとしてもらえるように話すか、しっかりと説明を行ってくれる歯科医院に転院なさってもいいのではないでしょうか?(歯科衛生士)
一度削った歯は元には戻りません。日ごろのケアはもちろんですが、歯科医院選びもご自分の歯を守るためには重要なことです。(歯科衛生士)

虫歯治療というと進行した虫歯に対する処置ばかりだと感じてしまう人が大半かもしれません。しかし、虫歯にさせないようにしたり、虫歯をこれ以上悪化させないというのも虫歯に対する対処法になります。

歯は、食べ物から栄養を摂取する時に、まず最初に必要になる非常に重要な器官です。歯がなければ、食べ物を飲み込むことはできません。歯を健康に保つということは、生命活動を保全するということでもあります。

歯を大切にして、健康な日々を送りましょう。

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